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氷月神示 錬銀の49

クニノトコタチノ神より皆様へ

翠さんは今回のお祓いにあたり、こたつのある居間に東を向いて正座するようになった
そこは家の中央であり、寺社のお守り類を飾ってある棚があり、彼女がふだんよくいる場所であった
邪霊が来る表の道は東側にあったので、そちらを向いたことになる
(邪霊は鬼門にあたる北東の小さな通用門の外にいつも来ては立っていた
導師のエディが鬼門の言い伝えを知っていたわけではないだろうが、偶然そうなった)
彼女には恐れる気持ちはなかった
それまで、毎日次々に来る不幸な未成仏霊達 (彼らはアダム=キリストの霊に追い込まれて、やって来ていた、) を祓って (6年間で総計800体位、)全て昇天させるという沢山の経験を積み、
近頃はまるで訪ねて来た気の毒な患者を治す、医者のような気持ちになっていた
実際、彼らは心が歪んで幽体のバランスが崩れ偏って黒くなっているだけで、正しい良い気を与えて共鳴させれば、黒い塊がほどけて散り、均質な白い雲状に戻れるのだ
そして幽体が軽くなり、昇天する
彼らはたいていおとなしいが、中には憎しみを持っていたり乗り移ろうとしてくるものもいるので、それを跳ね返しながら治してやる
彼らが清まって昇天すると、彼女は共に心から嬉しかった

翠さんはそれを、この近辺では自分にしかできない?大事な仕事だと思って張り切ってやっていたのに、いきなり何者かに悪意で邪魔をされたので、最初は腹が立った
それから相手がどうやら本気らしい、手強そうだとわかると警戒し、覚悟を決めて、これが運命なら受け入れて戦いますのでどうかお守り下さい、と神仏に誓った
(彼女は近頃お祓いの様子がスケールが大きくなり目立つから、心霊者の誰かが気づくのではないかとは、懸念していた
そして、この4、5日前から、誰かが自分を探している、とは感じていた)

彼女の戦う時の態勢は決まってきて、毎日準備に入る時はへやの中央に東を向いて正座し、愛用の晴明神社の守り杖を右手に、成田山の不動明王の守り木剣を左手に持って離さないようにした
また、膝には尊敬する和気清麻呂公の神社の座立亥串(くらたていぐし)を横にして置いた
…首からは護身用に首飾りを、数年前から寝る時も肌身離さずつけていた
以前出雲の日御碕神社で買った、紫の簡単な数珠ブレスレットに、黒い長いゴム紐を通して、首からかけたものだ…
そのような出で立ちで、神仏の加護を信じて、向かった
彼女には、遠くにいて邪霊達を派遣してくるのは、集団の導師達のように感じられた
(本当はエディ一人だが、彼は術で偽装している)

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