シャルルの話してた神様と宇宙の生成と、その後についてはどうなったかって?
もう少ししたら、その話題に入るわな
その前に、この気の話を先にしてしまう
…翠さんは誰かが、何かが助けて導いてくれていると感じ、伝え聞いていた気というものの存在を感じられたのでおもしろくなってきた
…なぜ国籍も宗教も時代も問わず、いろんな霊が挨拶のように来てくれたのかは、まだわからなかったが……
彼女は前に述べた通り、一般的な日本人として神社にもお寺にも参る習慣があった
彼女の母はクリスチャンだが、それはミッション系の学校に行ったからで、寺社にも参拝していた
父も参るが、特定の信仰は持っていなかった
…このような状況であるから、翠さんは精神的にフリーで公平に各宗教が見られた
又母は聡明で、推理の好きな合理主義者であると同時に、直感力にも優れていたので、霊や神の存在を信じつつ合理的に理解しようとし、「神さまは『宇宙の真理 』(原理方則) そのものだと思う、」と言っていた
翠さんは特に、この母から多大な影響を受けた
母は日本文化よりヨーロッパの古い文化が好きで、翠さんも好きになった
翠さんは後年、大人になってから (擬似ノイローゼが治ってから) 日本の作法教室や茶道教室に通い、そこで合理性と尊重の精神を見いだし、日本文化の良さにも気づいた
また、彼女は覚醒してからは仏教を調べ、仏の種類等に詳しくなったが、宗派にとらわれていなかったので、かえって公平に見られた
気については母が何でも興味を持つ人で、一時は超現象やUFO、国際情勢、歴史、予言解説など本を多読し、翠さんも一部真似をして読んだり、超能力番組もまゆつばと思いつつ、おもしろくて2人で見ていた
気功番組やオーラの話等でも気のことを知っていたが、元々日本人は、「気」というものをよく認識しているようで、漢字にも「気」のつく熟語が多い
「気がつく」とか「気が重い」、「気が晴れた」など慣用句も沢山あるし、「場の空気を読む」とか「間(ま)を取る」など、気を受け取る感覚も敏感なようだ
翠さんは子供の頃から、母がどんな辛い時にでも決して弱音を吐かず、顔に出さずに責任をしっかり果たす姿を見ていたので、
気力、精神力はどうあるべきかの理想を母の中に見ていて、自分もそんな風に強くなりたいと、いつも思っていた
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