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氷月神示 銀雫の68

国之常立神よりミナサマヘ

ここで翠さんに思い出されたのは、10年位前になくなった伯父のことだ
その時、彼女は葬儀場に参列していて、まだ覚醒はしていなかったが霊視はでき始めていた
他の親戚と一緒に参列者の席にいると、伯父の霊が生前のスーツ姿 (キャメル色)で遺族席の端に立って現れ、初めは儀式を神妙に、控えめな感謝の態度で見ていた
それから、横一列で椅子に座っている家族達の背後へ行って見守り、又反対側の席にいる遺族の所へも移動していた
…しばらくして、伯父は自分を見ている翠さんに気がついたのか、突然気の煙の玉のようになって、上下に一回揺らぎながら、びゅんと真正面から飛んできた
丁度今のエディのように、球の前面に顔だけがついていたが、エディと違うのは、薄黒くなく、輝く笑顔で喜び、目の前へ来ると、ちょっとじりじりする熱さを感じたことだ
(○○ちゃん、)
と伯父はうれしそうに、一瞬彼女の顔前で浮かぶと、彼女の小さい頃からの愛称で呼んだ
(伯父さん、)
と翠さんはうつむいてハンカチで涙をぬぐいながら、心で返事をした
(私、見えるんですよ、)
伯父の霊はすぐに姿を消した
それ以後は伯父は儀式の間現れることはなかった

彼女はその時は、伯父の霊がとっさに急いで飛んできたので、人の姿になる暇がなく、球状になったのかなと思った
また、熱さを感じたのは不思議だったが、後年、あれは肉親の愛情の気で、愛とは熱さがあるものなのだと、神様に教えられた

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