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氷月神示 その84

(これは今から数十年前〜近年までの回想録で連載形式です
今は14年前に起きた?と思われる不思議なことを語っていますが、もちろんエンタメやファンタジーととらえて頂いても結構です
初回タイトル→新版氷月神示
2回目    →氷月神示 その2
3回目以降  →新版氷月神示 その3〜その13
新タイトル →氷月神示 その14〜
よろしくお願いします)

…その後、むろんその邪霊は無事に祓いました
さて、終わりのないかに見えた邪霊達との戦いでしたが、最後が近づいていました
私は知らなかったのですが、20日程かけて7〜8つ位のグループを祓った後、最後の数人がやって来ました
一人は古代エジプトの王の霊でした (それまでは修道僧か、近現代の人が多かったようです)
最初はエジプトの神官だと偽り、身の上話をしていましたが、やがて王であることを明かしました
彼は悪魔に魅入られ、崇めるためにピラミッド?の中に祭壇を作り、仲間を募って儀式をしたと言いました
そのために妻(側室?)子をも顧みなかったと言いました
後年は洪水に苦しむ民を見て、心を痛めたこともあると言いました
私がなぜ悪魔を崇めたのかと聞くと、彼は恍惚として両手を差し上げて仰向き、
…世界を支配したかったから、と言いました
ばかなことを考えるのはやめて、天国へ行って下さいと私は言いました
彼は私の後ろへ回ると、幻の短剣を素早く背中の左側に突きつけたのでゾッとしましたが、すぐさま塩のような気で短剣を包み、粉々にしました (塩は金属をさびさせるから)
その後気で戦ったと思いますが、最後はしっかり説得して昇天させました

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