(刈り取られた後に生えた稲)
11月11日 今日は朝から曇りで少し寒いし、夕方からは激しい雨も降るとの予報だよ。
今日、市の郊外に行ったら、田んぼの稲を刈った後にまた稲が生えてその身丈の小さな稲から稲穂が出て
いたが、稲穂には当然だけど実がほとんどなかったよ。 「 晩秋の 稲穂実らぬ 涙雨 」
稲にしてみればもっと暖かいところにいきたかった と思っているだろな。
でも、稲の性で秋の内に実を付けたいとの思いで一生懸命に稲穂を伸ばしたと思うな。
その思いには頭が下がるね。 私も実らぬ恋と知りながら片思いの恋愛の経験があるから稲の無念さは
良く分かるよ。 今夜は雨のようだから「稲さん」思いっきり泣いて憂さを晴らしてください。
本当に同情するよ。
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