プレミアムラリーin倉敷・京都①

2016-09-27 16:03:59 | 日記

HOGプレミアムラリーin倉敷・京都

平成28年9月11日()・12()・13()・14()

参加人数 : 5名ツーリングメンバー(千葉チャプター4名・岐阜チャプター1名)

天候   : 雨・曇り・一時晴6日間でしたが、ほとんど雨に降られませんでした 

 

今回のツーリングはHOGプレミアムラリーに合わせて倉敷と京都の歴史と文化を訪ねる旅でした。距離のある移動はバイクでしたが、徒歩での散策をいつも以上に楽しみながらゆっくりと倉敷と京都の街並みを満喫する旅でした。 全国の参加者は倉敷が48名、京都が50名の参加でした。千葉チャプターからの参加者は倉敷が7名、京都が9名となり両日とも全国で一番多い参加者となりました。 また、我々は前日から倉敷を堪能するために美観地区にある『倉敷アイビースクエア』に1泊してから、『せとうち児島ホテル』に向かう行程としました。 京都の『ウエスティン都ホテル京都』のチェックアウト後も3名は朝から帰路に付きましたが、AさんとMさんは京都観光してから帰路に付くことになりました。 日程が3泊4日になっていますが、今回のレポートに合わせてHOGのツーリングに独自の旅をバージョンアップして記入しています。 天気予報ではすべて雨マークの天気予報でした。雨の中でのツーリングや観光を覚悟しての旅立ちとなりました。

 

一日目  9月11日(日曜日)

海老名SAを6時30分スターで計画していました。予想はしていましたが、朝5時ごろから降り出した雨に合羽を着てのスタートです。今回はバイク駐車場の屋根の下に止めています。

スタート時の記念写真を撮ってからスタートするのが恒例ですが、Aさんが時間になっても現れません。メールで「出るのが遅くなった」との連絡があり、海老名での記念写真は今回無しです。

ということで、次の休憩場所、駿河湾沼SAにて4人が揃って記念写真です。空も明るくなり、雨も上がり始めました。

刈谷PAにて『ともちゃん』と合流です。ここまで来れば、もう雨の心配は全くありません。

次の休憩地は土山SA、昼は次の西宮名塩SAにて各自好きな物を食べ休憩後、次の龍野西SAに向かいます。

吉備SAに到着しました。岡山のKさんから事前に電話を頂きSAにて出迎えてくれる話となり、仲間と出迎えに来てくれたのです。しかも、ワインやブドウの差し入れまで準備して頂いて、「有難うございました。」感激です。ワインやブドウは美味しく頂きました。

Kさんの案内でホテルに向かう前に『備中国分寺』を見てからと勧められ、五重塔を見に来ました。

『備中国分寺』の豆情報

寺伝では、廃寺となっていた国分寺を天正年間(1573年-1592年)に備中高松城主・清水宗治が再興したが衰微し、江戸時代中期の宝永年間(1704年-1711年)に再建されたとされる。

五重塔は、高さ34.32メートル。南北朝時代に奈良時代の七重塔(推定高さ50メートル。塔跡が残る)を焼失したのち、1821年(文政4年)に位置を変えて再建を開始、弘化年間(1844年-1847年)に完成した。江戸時代後期の様式を濃く残す岡山県内唯一の五重塔である。当初は三重塔で計画されたのを五重塔に変更したとされ、3層まではケヤキ材、4・5層まではマツ材が主体である。この塔は国の重要文化財に指定されている。

到着しました『倉敷アイビースクエア』、本日の宿泊地です。

まずはチェックインして、倉敷の街の散策に出かけます。今日は雨の心配はないので気楽です。

倉敷の美観地区の中にある宿泊施設は、観光するにはモッテコイの立地条件です。

ホテルとは思えない趣のある施設になっています。

駐車場も無料でホテルのフロント近くの玄関横です。一寸狭く段差があるので、駐車するのは一寸技術が必要か?

『アイビースクエア倉敷の豆情報』

当施設は江戸幕府の代官所跡に1889年(明治22年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、1973年(昭和48年)に改修され、観光施設として再生された。倉敷紡績の関連会社「株式会社倉敷アイビースクエア」が経営・管理し、現在も倉敷紡績の登記上の所在地である。場所は倉敷美観地区に含まれ、建物は2007年(平成19年)11月30日に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されている。 アーチが象徴的な広い東正面玄関は主に宿泊客が利用し、タクシーや観光バスもこちらに乗入れる。西側入口はかつて従業員が出入りした通用門で、現在は美観地区側からの徒歩による観光客が多く利用しており、周辺も賑やかである。

広場を囲むようにホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館などの各種施設が配されている。また、アイビースクエアの由来となった赤レンガの外壁を覆う蔦は工場であった頃に内部の温度調節のために植えられた。

倉庫を改造した2階建、内側の部屋からは中庭が観え、秋は銀杏の紅葉が楽しめる。部屋数161の内、132室がツインになっているなど、グループ向けの部屋構成になっている。

館内施設には大原美術館児島虎次郎記念館(大原美術館の名画を収集した画家・児島虎次郎を紹介。建物は旧工場倉庫)、倉紡記念館 (倉敷紡績の史料を年代順に展示。建物は旧原綿倉庫)、アイビー学館(階秀爾の西洋近代絵画の解説、中村昭夫の写真等を展示)愛美工房(芸や藍染めの教室)、オルゴールミュゼ メタセコイ(アンティクオルゴールのコンサートを楽しむ博物館)、

クイーン メタセコイア(国式チャペル、結婚式場)、キャンドルワールド(キャンドルの販売・体験を行っている)、レストラン「アイビー」和食堂「蔦」パブリックバー「赤煉瓦」等々・・・

ということで、倉敷の街の散策と夕食に出かけます。

日曜日ではありますが、5時近いこともあり、観光客はそれほど多くはありませんでした。

倉敷美観地区ではどこの街並みもモノトーンと落ち着いた雰囲気が癒してくれます。

『大原記念館』の前で記念撮影です。

今度は大原家の別邸で昭和天皇も宿泊した『有隣荘』をバックに記念撮影です。

瓦屋根に漆喰の白壁そして板塀となまこ壁の街並みは古き良き日本の和風建築で素敵です。

夕食は人力車の車夫に聞いた『とり鶏』です。

値段も味もアルバイトの女性も満足でした。

 

朝早かったので、少し眠くなりましたかね。

中庭広場は1000平米ほどのスペースの150席ほどの椅子テーブルがあります。

その設備を贅沢にも一人占めです。差し入れで頂いたワインとぶどうで2次会を開催します。

いつもの2次会とは全く違う雰囲気の中で楽しんでいます。300名ほどは宿泊できそうな施設ですが、広大な空間で静かな夜を5名で満喫しています。11時を回ったので御開きにします。

二日目  9月12日(月曜日)

倉敷の美観地区の早朝を散歩したくて4時から起きて準備しましたが、如何せん早すぎて暗くて何も見えません。人のあまりいない風景をカメラに納めたくて早起きしました。

もう少し明るくなるのを待って出直しです。一度建物に戻ります。

5時20分ようやく明るくなってきました。倉敷探索に出かけます。

4メートル以上の外壁が、監獄のようにそびえています。

『倉敷アイビースクエア』の外観は石と煉瓦で重厚です。

朝、早いのでほとんど人はいません。それでも、人がチラホラいます。早朝から犬の散歩をしている人とジョギングを楽しんでいる人と私と同じ観光客です。店はまだほとんど閉まっています。

なまこ壁が壁面一面に施してある建物は珍しく倉敷でもここだけのような気がします。

ほとんどの建物は腰壁部分に使い漆喰とのコントラストを楽しんだ建物が多いようです。

残念なことに、『大原美術館』は休館日でした。芸術の秋を堪能しようと岡山まで来たのに!

美観地区をくまなく散策し戻ってまいりました、『倉敷アイビースクエア』

約2時間の朝の探索でした。 そろそろ朝食の時間です。

朝食を食べて今度は5名で倉敷を散策します。まずは阿智神社です。

 

『阿智神社の豆知識』

阿智神社(あちじんじゃ)は、岡山県倉敷市本町の鶴形山にある神社である。

倉敷の総鎮守。倉敷市中心部、倉敷美観地区の北にある鶴形山と呼ばれる小高い山の上に鎮座している。古代、「亀島」「鶴形島」などと呼ばれていた現在地に住み着いた阿知使主の一族が作った庭園が元となったといわれている。 かつて岡山平野は吉備の穴海と呼ばれる海域で、当時は窪屋郡阿智郷であった現在の倉敷市鶴形山周辺は交通の要衝であったといわれ、そのため海上交通の守護神である宗像三女神を祀ったと考えられている。

境内には鶴亀様式とよばれる古代庭園がある。また「天津磐境」をはじめ磐座が多数有り、「斎館」と呼ばれる館の庭には陰陽磐座や水琴窟がある。他の建造物としては能舞台、芭蕉堂、絵馬殿等がある。 本殿北側にある「阿知の藤」は日本一の大きさと古さといわれ有名である。そのため倉敷市の市花に認定され、県の天然記念物にも指定されている。毎年5月5日には藤祭が開催されている。

鎮座地南麓の倉敷本町・東町(現在の倉敷美観地区東部)は門前町として発展、さらに港町としても栄えており、江戸時代には倉敷代官所が置かれたため陣屋町としても賑わい、多くの商家が建ち並んだ。そのため多くの裕福な氏子が増え、倉敷総鎮守として倉敷市内でも有数の大社に発展した。現在も多くの氏子を抱え、倉敷美観地区とともにたくさんの観光客・参拝客が訪れる。

結構な高台にあるため、美観地区が一望できます。

『阿智の藤』は日本一の大きさと古さといわれ有名で、そのため倉敷市の市花に認定され、県の天然記念物にも指定されているのですが、季節外れでその美しさを堪能することはできませんでした。 5月に来れば写真のような藤が見れると思います。

ボランティアガイドから倉敷の街の説明を受けています。

 

残念なことに美観地区の施設の定休日が月曜ということもあり、半分の施設・店舗が休みとなっていました。

 

倉敷での目的の大原美術館も運悪く定休日に当たり、見学することが出来ませんでした。

美観地区でゆっくりして昼食を取ってから鷲羽山に向かおうとしていましたが、雨も止んでいたので予定を変更して早めに鷲羽山第2展望台向かうこととしました。

鷲羽山展望台からの瀬戸大橋と瀬戸の島々を見に来ました。記念写真の準備をしていると、そこへ偶然、HOGスタッフの田辺さん、吉田さんが登場です。 

いつもながら奇遇ですね!  最近は必ずどこかで会うようになりました。

ABCツーリングも忘れないようにして、ホテルに向かいます。

まずはバイクをホテルにおいて、ホテルから車で児島の街へ繰り出すことにしました。

昼を食べて、ジーンズストリートを探索します。

Aさんはジーインズよりも店員さんが気に入って購入いたしました。

そして、戻ってまいりました『せとうち児島ホテル』、到着に合わせて記念撮影です。

どんよりとした空模様です。いつ降ってもおかしくなかったのですが、雨にも降られずツーリングも歩きの散策も楽しむことができました。

 

倉敷での夜もそろそろ終盤です。

プレミアムラリーin倉敷・京都②へつづく

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