開催日:2012年2月19日(日)
参加人数:39人
天候:晴れ
気温:6度/0度(日本気象協会発表値)
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大寒も立春も過ぎましたが、寒い! 日本海側では寒波が暴れていますね。19日の朝、長野県の菅平(上田市)では、氷点下29.2度をマークしたのだとか。気象庁の本州内の観測地点の最低記録更新だそうです。氷点下29度。バナナで釘が…ですね。
ここ関東も、数日前は雪が降り、ツーリング前日は凍るような北風が吹きましたが、千葉チャプターは、晴れ男・晴れ女の集まりなのでしょう 当日は、風も止んで、暖かな陽気となりました。今回の集合は、湾岸線の大黒PA。メガマツに集合して大黒PAを目指す道すがら、水戸街道上の温度計は氷点下2度でした。菅平の氷点下に比べたら暖かい!?
今回のツーリングリーダーは、筆者。下見は2回して、注意箇所は表にしてタンクに貼りましたが、やっぱり緊張しますね。とにもかくにも、事故がないように三崎を目指しましょう。
大黒PAを出発して、湾岸線を南下します。左手に京浜工業地帯、右手に港南の住宅地が望めます。 このあたりは3車線で通行量少な目。走りやすいですね。ヨコヨコ道路に入り、横須賀PAで休憩して、浦賀ICで降り、海沿いに出ます。
今回のトリビアは、大黒PAを出発してすぐ、インターの名前にもなっている三渓園。
生糸貿易により財を成した実業家、原三溪(本名:富太郎)によって、1906(明治39)年5月に公開される。175,000m2に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されている。現在、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟。
三溪が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場ともなり、前田青邨の「御輿振り」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれた。
号の三渓は、当地名の三之谷(現在は本牧三之谷)に由来する。
浦賀といえば、ペリー代将率いる黒船の来航。1853(寛永6)年のことでした。日本史の時間に年号を覚えるのに苦労した覚えがあります。『イヤ(18)、ゴミ(53)じゃないペリー』なんて。
右手に広がる浦賀水道。正面には三浦半島の稜線。これで富士山が見えれば...最高なんですけどね。潮の香りを感じたあとは丘を駆け上がり、キャベツ畑と大根畑の間を抜けて、三崎港に到着です。お昼ごはんは、各自で街に繰り出します。
三崎港は、日本有数の遠洋マグロ漁業基地。街にはマグロ料理のお店がたくさんあります。グルメマップを頼りに探検です。筆者は、魚音さんを訪ねました。暖簾をくぐると...見たことのある背中が。
筆者のグループは、まぐろ漬け丼(写真左)、まぐろざんまい丼(中)、まぐろのほほ肉丼(右)をオーダーしました。ざんまい丼には、マグロの卵(丼の中央)、胃袋(左上)、心臓(右下)など普段お目にかかれない部位が盛りだくさん。漬けは、『漬けるのは2~3時間。身が堅くならなくていいですよ』だそうです。
こちらは、別のグループが訪れた、ちりとてちんさんの、ちりとてちん丼。
出発前に、港を背景に記念撮影です。風が全然なくて、ポカポカです。帰りは三崎の市街地を抜けて、三浦縦貫道~衣笠ICを通ってヨコヨコ道路に乗り、大黒PAまで戻るルートです。14時半、大黒PAに到着しました。おつかれさまでした。まだ日差しが暖かいですね。
3月の定例ツーリングは、秩父方面を予定しています。『オートバイによるまちおこし』を標榜する秩父郡小鹿野町で、名物わらじカツ丼をいただきましょう。今よりもずっと暖かい陽気の頃ですね。
まだ寒い日が続きます。みなさん体調を崩さないようにご注意ください。風邪を引いたら、ハーレーに乗れませんからね
Photo by Three village・Django えび / Text by 十兵衛