秩父の蕎麦 2006年7月30日
ハーレー乗りには鬱陶しい梅雨空が続いて一週間延期となった
秩父方面の日帰りツーリング。
今年の夏はいつ来るの?と思っていたら、やってきましたよ。
『お待たせしました。夏です。』と直球勝負で今日の秩父は
カラっとした夏の空でした。
関越道三芳SAを8時半に出発の予定が、うーん、雨に降られて
日帰りツーリングは3ヶ月ぶり?ということで、皆さん集合が早い。
参加29台、31名。走る前からエンジン全開。
すこーし、曇ってるなぁと出発をしたら、東松山を降りる頃から段々と
太陽が照り付けてきた~。
今日のルートは、関越道を降りて東松山から定峰峠を超えて、秩父を走り秩父札所に
立ち寄り、蕎麦を食い、満腹の腹のデザートの上坂峠のワインディング。
そして、知る人ぞ知る、鬼石町(何が有名かは後ほど)を通って本庄児玉から
再び関越道で帰るルート。
1.走っていると見えてくるのがなんとも変わった山。気が無くて、山肌を削
り取られたような
武甲山。秩父盆地の南端にあって、秩父嶽とも呼ばれるらしい。
大正5年の頃は、 武甲という名の通り、ごつごつの荒削りな山だったのが、特産品となる
「石灰岩の採掘が始まって、年々山の形が変わっている。来年見たら、また、違う形かもよ」と
安井さんが説明してくれる。
2.ワインディングという言葉にバイク乗りは弱いよねぇ。
でも、ハーレー乗りの場合、ワインディングというよりは、「ウネウネした道」という
道の方が楽しめる気がするのは自分だけでしょうか?
峠を攻めるわけではなく、適度の曲がりくねった道を自分でバランスを取りながら
コントロールしている感覚で走り抜けるのが似合うと思っています。
そんな道が、定峰峠でしたね。ゆったりと、でも、バイクでしか味わえない
コーナリングを楽しんだ後は、秩父三十一番札所に立ち寄って、お決まりの
記念撮影。仁王門の向こうには、革パンでは上がれない階段が待っていたので
一行は、引き返して、今回のお目当ての『観音茶屋の蕎麦』へ急行。
もともとは、うどんが旨い店だったのが、関東のお客さん故、「そばはないのか?」との
お客さんの声に応えて、蕎麦を打ち始めたそうです。(中村さん談)
そば(たぶん、うどんも)打つのは82歳で元気満々のおかみさん。
出して頂いた、お茶、サービスで頂いた色々(笑)も全部自家製だそうです。
そして、蕎麦でおなかを満たした後は、デザートの上坂峠から鬼石!
これは、楽しい道でした。
峠は、ちょっと、ところどころ狭いところがあるんですが、(こっちは)ワインディングを
楽しめます。自分が走り屋じゃないせいか、峠のレポートが短くてすみません。(笑)
この峠を抜けたら、これが更にいい。神流川から神流湖の景色を楽しみながらの
ウネウネ。まだ、ハーレーに乗っていなかった群馬に住んでいた頃、この川と
湖は釣りで通ったんですよねぇ。その頃は、魚の事しか考えてなかったので
こんないい道だったなんて気付かなかったです。
乗っているものが変わると感じ方も変わるんですね。
そうそう、鬼石。名前は怖いのですが、ここは、全国でも有名な『三波石』の産地。
『三波石』は、青色の結晶片岩で真緑色に冴え味があり、永年を経ても色が褪
せないという点で日本庭園には欠かせないと言われているんです。
いつか、庭のある家を持ったら、『三波石』を・・・。
レポートを書いてみると、石を巡るツーリングでもあったんですねぇ。
次回のツーリングは、滝です。乞う、ご期待!!
REPORAT BY TAGA
PHOT BY SUGISAKI