文通蜂’文文’の配送した、位置情報だけの便りを見て、お婆さんを探しに、一旦家に戻る
’きんの’を見送ると、砂浜に残った’うらし’は、一生懸命に手足をバタつかせて、助けを
求めている亀の姿のお爺さんが、”キビキビ団子”を一度に3個食べたせいで、亀の姿になり、
”佐ぁ~度菜ヶ島、宝探しの旅”から、過去の此処に来たと、分かる訳も無く、「本当に顔が、
お爺さんにソックリだなぁ!」と、呑気に話し掛けたりしていました。
そして、何気なくその亀の姿のお爺さんを、ひっくり返すと、見覚えのあるお爺さんの手荷物が、
甲羅の裏に引っ掛かっていました。’うらし’は、まさか!?と思い乍らも、その中を調べて見ると、
お宝探しで、’ミカタの塩’を集める時に使った’黒の油性筆記具’などと一緒に、お爺さんが、
読まずに仕舞い込んだ、お婆さんからの伝言便も入っていました。
つづく。