とっても、喜んぶ♪♪

とにかく、喜んぶ♪ついてる!ついてる!!
~チョッと~振り向いてみただけの異っ星人~♪♪
~300908SA

むか~し、むか~し、・・・140話

2020年02月28日 00時00分00秒 | 物語!?

蝋燭が、あります。

その、蝋燭に火を付けました。

それは、どんな蝋燭で、何本有りますか?

その時、貴方は何処に居ますか?

 

。。。今度は、心理試験ね。

灯る蝋燭は、好きな人、気になる人を表すそうよ。

どんな蝋燭かは、その人に対する、貴方の想いや印象を。

蝋燭が、複数本有ると答えた方は、気になっている人が、何人か居るのね。

蝋燭からの、貴方の位置は、その人との心の距離感だそうよ。

お婆さんが、’きんの’に、説明し終わると優しく微笑みました。

’チュミオ’は、どんな答えをしたのでしょう?

つづく。


むか~し、むか~し、・・・139話

2020年02月20日 00時00分00秒 | 物語!?

 

改修され、出航が一年振りとなる、一般乗船用宇宙船の’ポロン13’が、

惑星「呂」の大気圏を通過して、自動操舵に変わったその瞬間、大きく

振動を起こし、客室の灯りは消え、非常灯に切り替わりました。

すると、亀の姿のお爺さんは、急に何を思ったのか、’うらし’の座席脇の

荷物入れの中で、

「電機は、、」「切れてます、、」

「砂糖は、、」「切れてます、、」

「醤油は、、」「切れてます、、」

「味噌は、、」「切れてます、、」

「何だい~、切れていないは、無いのかぁ~!」

「いえ、あります」

「それは、何だい~!?」

「包丁で、、」

、、、お後が宜しい様で、、と乗客を落ち着かせる為に

一生懸命にやり切りました。分かっていましたが、誰にも通じる訳も無く、

しかし、それを温かく見守り、’うらし’は、落ち着く事が出来ました。

その頃、’ヴェル機長’は、高圧水素容器の圧縮機が破損して、

急激な水素漏れからの、電圧低下の対処を試みていました。

つづく。


むか~し、むか~し、・・・138話

2020年02月12日 00時00分00秒 | 物語!?

”宇チュウ1決定!競技会”の晩。

ネズミの世界のお婆さんの家らしい競技会場には、我こそが、’チュリエット姫’に

相応しい!と云うネズミが、大集合していました。

それを、お婆さんと’きんの’は、隠れて’チュミオ’の様子を見守っていました。

そして、このネズミの世界の王、’チュア王’の「健闘を祈る!云々、、」

の挨拶もそこそこに、最初の競技が始まりました。

『問題です。‘逃げる時は20km、追う時は40km!は何?‘』と放送され、

それを解答する、頓智の競技でした。

’きんの’には、ネズミの鳴き声にしか聞こえませんが、お婆さんには、

直ぐに答えも解り、’チュミオ’も答案用紙に、書き始めていました。

、、そんな問題が、この後9問続きました。

つづく。


むか~し、むか~し、・・・137話

2020年02月04日 00時00分00秒 | 物語!?

3連惑星、惑星「呂」宇宙観光管理局から、惑星「葉」に向かう’ポロン13’。

出航時刻の13時00分を待っていました。その搭乗口から、広いとは言えない

客室に入り、耐重力用の座席に、身体を包み込まれる様に座る’うらし’と、

その手荷物として乗った、亀の姿のお爺さんは、初めての旧型宇宙船に、

緊張していました。

間も無く、’ポロン13’の’ヴェル機長’から、安全機構の設定確認の通知と、簡易脱着式宇宙服の説明があり、出航。

旧型宇宙船の為に、乗客にも大気圏を抜ける際の加速度重力が、感じられました。

その時、座席脇の荷物入れから、亀の姿のお爺さんは、転げ落ちて客室の壁に

打ち付けられました。

しかし、そこは、亀!?硬い甲羅に守られて、怪我はしませんでした。

そこで、甲羅から顔を出して、「かめへん、かめへん」(平気)と、

言ってみましたが、通じる訳も無く、、。

そして、’ポロン13’は、惑星「呂」の大気圏を通過して、自動操舵に変わった瞬間に、、。

つづく。