とっても、喜んぶ♪♪

とにかく、喜んぶ♪ついてる!ついてる!!
~チョッと~振り向いてみただけの異っ星人~♪♪
~300908SA

むか~し、むか~し、・・・121話

2019年09月29日 00時00分00秒 | 物語!?

'ミカタの塩’の入った、アン入り白饅頭を捕って食べ、筍の

'ソラタケー’の根元まで急降下した’しばっ’は、その四方を覆い

尽くして生い茂る、丈が1メートル超の’芝っ’になり、’はしれ’が

落ちて来ても、怪我をしない様に備えました。

手に向った’てつは’は、10個の’鉄歯’になり、やっと掴まっている

’はしれ’の手の爪に装着して、しっかりと支えました。

つづく。


むか~し、むか~し、・・・120話

2019年09月22日 00時00分00秒 | 物語!?

’きんの’は、巨木から少し離れた、夕暮れの林の中で目覚めました。

足元には、滝に落としたと思った、普通の’鉄の斧’だけが有りました。

お爺さんの斧、金と銀の斧と、装飾神具’ドラ、好いもん’は有りません。

そして、オニギリは、海苔が巻いてないままでした。巨木の近くに

在った筈の’多厳の滝’も無くなり、どこまでも森が続くだけになっていました。

・・・全ては、切られそうになった、巨木が見せた幻だったのでしょうか、、。

つづく。


むか~し、むか~し、・・・119話

2019年09月15日 00時00分00秒 | 物語!?

落ちて行く’ミカタの塩’も入った、アン入り白饅頭を捕って、

食べてしまうと、大蝙蝠の赤バット’てつは’は、”キビキビ団子”の

効力が切れて、襲って来る10倍の疲れに耐えて、伸び続ける筍の

’ソラタケー’に、やっと摑まっている’はしれ’の手に向かって来ました。

そして、赤い手の’しばっ’は、根元に急下降して飛んで行きました。

つづく。


2019年09月14日 23時59分59秒 | 

2019.09.14.Sa. AM.01:00.(月齢13)晴れ Panasonic DMC-TZ20 M  ISO400

シャッター速度1/4000 絞りF5.6 光学16倍ズーム(35ミリフィルム換算384ミリ) 手持ち撮影

 

2019.09.14.Sa. AM.01:11.(月齢13)晴れ Panasonic DMC-TZ20 M  ISO400

シャッター速度1/2000 絞りF5.6 光学16倍ズーム(35ミリフィルム換算384ミリ) 手持ち撮影

 

2019.09.14.Sa. AM.01:16.(月齢13)晴れ Panasonic DMC-TZ20 M  ISO400

シャッター速度1/1000 絞りF5.6 光学16倍ズーム(35ミリフィルム換算384ミリ) 手持ち撮影

 


むか~し、むか~し、・・・118話

2019年09月09日 00時00分00秒 | 物語!?

「全部、私の斧では有りません!!」と’きんの’が答えると、’多厳の滝’の主は、

「流石ですね。貴方の言う通りです。この中に’きんの’さんの普通の’鉄の斧’は

有りません。この普通の’鉄の斧’は、貴方の家のお爺さんが、若い頃に、この滝に

落とした斧です。そして、その時も貴方と同じ質問をしました。その返って来た答えは、

「それ全~部ぅ、自分の落とした斧です~!!」

「’きんの’さん、貴方と真逆の答えでした。その時は、余りに図々しくて、もう呆れ

てしまい、斧は残して、お爺さんは家まで吹き飛ばして終わりにしました。さあ、

’きんの’さん、この滝に落とした、貴方が手入れを怠らず、大切に使っていた斧を

お返しします。他の斧なども、差し上げます。斧はどれも、1回だけ特殊な力を

発揮します。’その時が来れば’、ですが役立つ事も有るでしょう。」

’きんの’は、話を聞いて驚きながらも、’多厳の滝’の主の雰囲気が変わったと思っていると、

最後はやはり、

「’きんの’さん、此処は’多厳の滝’だけに、此の事はタゴン(多言)、タキ(無き)様に、、何て!」

と言うと、笑顔で姿を消しました。

何時の間にか、お囃子も聞こえなくなり、’きんの’の前には、1回だけ特殊な力を発揮

する事もある、’きんの’とお爺さんの斧、金と銀の4本の斧と装飾神具’ドラ、好いもん’。

そして、食べられた筈の、海苔を巻いたオニギリが残されていました。

つづく。