近所から大輪の百合の切り花を頂いた。さっそく、訪問者を迎えるお気に入りの絵の前にドバッ^^;と生ける。一輪でも濃厚な甘い香りの百合ゆえ、日が落ちて闇の中から覗き込んでくるむせ返る香りに誘われると、ついつい異次元の世界に迷い込んでしまいそうになる。
6月は異常な暑さが続いたせいか、北陸でさえも一カ月近くも早く梅雨明け宣言(6/28)があった。っと言っても、いつから梅雨に入ってたの^^?と頭をかしげてしまうようなカラカラ空梅雨もようだった^^; むしろ、梅雨明けした後からの方がどしゃ降りが多いのではないかと思う程。しかし、おかげで今年は梅干しのカビ発生の心配もすることなく土用干しを迎えることが出来そうです。
そんなとこへ^^ひょっこり、7月の陽気が「鬼の末裔」のDVDを届けてくれた。
夢組公演『鬼の末裔』 / 大阪ドーンセンター大ホール
2022年5月14日(土)17:30~ / 15日(日)12:30~ ・17:00~
作演出 / はやみ 甲
出演者 / 桜花昇ぼる ・鳴海じゅん・未央 一 ・Kayeon・珠希星佳・ 青山雪菜・ 風早 優 ・美森あいか・緋波亜紀・麻樹ゆめみ・翼 翔子・波輝一夢・森央かずみ・鷺世 燿・涼羽 葵
小山知香・原田麻衣・愛華さき・星南ゆり・キジママナカ・柳田真悠子・藤井美空・上田ゆりあ・北谷咲季
コロナ過^^;;;大阪へはもうトント足が遠のいてしまっている状態が続いている。とても生観劇には及ばないが、DVDからでも漂うその忘れ難いあの香りを思い出しながら堪能する。
夢組の公演を目にするのは初めて、でもこの作品は馴染みの顔ぶれが揃っているだけに懐かしさも相まって想いは遠く昔を遡っていく。いつものことながら、この物語同様に今まで通り過ぎた歴史が折り重なって集結し息づいているように思った。
と言っても^^私はほぼOSKの作品しか観ていないのに等しいものですから、走馬灯の中からぽろぽろ零れてくる思い出はどれもこれもが懐かしい作品、そして忘れ難いあの演技だったり表情だったりする。
こんなこと言うと、ちょっと可笑しいんじゃないかと思われるかもしれないが、演出家はやみ甲先生が歩んできた心の旅路とも重なっているようにも感じてしまって興味深い・・。先生のことだから思い描く完成度にはまだまだ到達していないのでしょうが、長い時と労力をかけて描き求めてきたモノがここに集まりかけているようにも思えた。手となり足となって作品は創りあげられ、言葉となってこの世に産み落とされて一人立ちしていく様をみているような気もする~^^;
なんか^^;;;トンチンカン言ってる自分自身でもようわからんのやけど、私も同じような歩みをしてきたのかもしれないなと考えたりもする。いったい?何を探し求めてきたのか確固たるものを目の前に差し出すことは出来ないのですが、今は何もみえなくても遠くにあるその存在感だけは感じてとれて確かにあるんだと思えてならないのです。
単なる、馬鹿なオバちゃんが描く妄想話に過ぎないのでしょうが・・・
地の時代から風の時代に切り替わったこの世の中、コツコツと地の時代を生きてきた私には思うすべてのものがまかり通ってしまう時空になってくるのかと思ったらちょっと怖いよね。
しかし、この「鬼の末裔」舞台で生き抜く人物は皆^^キラキラと自分に与えられた人生の真っただ中を一生懸命に生き抜いている姿がとても眩しい。
久しぶりにみるそんな皆んなの生き様は、昔となにも変わりはしない。むしろ以前よりも、、う~ん、どう表現していいのか^^? どっしりと地に足を根ざして歩んでこられたというか^^成長の度合いが高くなったというよりも太くなったように思います。変わらずそのまんま大きくなったぁ~~♪ みたいな(笑)。自分自身を裏切らず決して失っていないところが素敵なところです^^v
何度か映像を心に落とし込む毎に涙してしまう私ですが、それを言葉にするのは至難の業^^;;;
ありきたりの表現しかできませんが、どんなに時代が変わっても、人間の心は尊く変わらないものなんでしょうね~~☆
ふと耳にしたネット上の曲に癒されるこの頃、先日こんな素敵な合唱曲にめぐり合いました。
この季節、我が家の庭先には桔梗の花が咲き乱れています。
紫の色合いが好きで、気が付けば庭を彩る花々はどの季節も同じような色調ばかりで^^;;;
若菜色の蕾をふくらませる桔梗の花はシャボン玉^^
まるで星に願いをかけているみたいです
このまま本当に空高くのぼっていけたらいいのにねぇ~~☆