たけふ菊人形公演 グランドレビュー2012『 清盛疾風伝 大いなる武士(もののふ) 』 10/3~11/11
本日も晴天なり。清々しいお天気が続いています。このままづっと、雨が降りませんよう祈ります~☆
今日は、母のお伴で清盛さま観劇^^。どうせならと、いつもお世話になっている病院の先生のお母様もお誘いし二人を乗せて菊人形へひとっぱしり。ちょーど、開場が始まった頃到着~♪
長い列が劇場に飲み込まれていく様を横目に見ながら、どこに奥様を座らせてあげようかと思案しながら車を駐車場へ止める。母たちより先に大劇場へ急ぎ目ぼしい空席を探すべく見渡す。すると、ちゃんと残ってました^^! ここなら、奥様にとっても母にとってもベストポジションだ。
なんで?空席にしとくの?みたいな席だったにもかかわらず、ちゃんと私の分も用意されていたことが不思議だった。有り難く三人一緒に座らせていただくと、気持ちを落ち着かせながら舞台の幕が上がるのを待つ。
『清盛疾風伝 大いなる武士』 幕が上がる。この時の重厚なイントロ部分の音楽がとても好きである。先がもうわかっているからではないが、結末を思い労わる様な優しさが感じられるのがいい^^。
清盛は、清盛らしさの衣を日々一枚づつ身に纏いながら盛観な清盛像を作り上げてくれている。鎧に身を固めなくとも、その威厳で場内を魅了できるまでになったのではないかと思えた。その張り裂けんばかりの清盛像と付き合う道のりは、この先まだまだ長く続くのですが、息切れすることなく乗り越えて下さったら嬉しいです^^v
亡霊の悪夢から解き放たれた清盛を気にかけていたのですが、えっ@@?そっちに来るのかと目を見張ったのが、病に倒れる瞬間の夢うつつなうわ言を並べ立てる清盛。その表情が今日はとっても良かった^^;
(うおぉ~!!!これで清盛から逃れられるぞぉ~みたいな^^;;;(爆)。でも、そんでもいいみたいな感じがする。何もかもやり遂げたら楽になって義朝ちゃんとチャンバラやってくださいな(笑)。)
気持ち良く家路に帰りつくと、風に乗ってどこからか甘い金木犀の香りが漂ってきた。
もちろん、母も上機嫌のようで、いつもの騒音から一変して頭の中をすぅーすぅーと風が吹いていると言いながら家に入っていく。秋とはいえ早ばやと、ちょっと風が冷たくなってきた昼下がりです。
週末のお休みは、みなさま^^是非とも越前の地「たけふ菊人形」へお越しくださいませ。
菊のように気品あふれる清盛さまをご覧頂けるのではないかと思います。
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