今日は珍しくママゴンは早起き。顔つきも、ほらっ「今日、私誕生日だからね!」
「あ~、おめでとさん」
「今日、早く帰ってきて。誕生日パーティするから」
「自分の誕生日パーティ、自分で仕切ってどうすんの?」
「今日7時、駅前のケーキ屋さんで待ち合わせね。」
勝手にどんどん進んでいく、誕生日パーティーの計画。
夜7時、駅前のコージーコーナーに行くと・・・・・
すんごい長蛇の列。それも、ケーキ屋が似合うとは言えない、むさくるい
男達が並んでる。 今日は、ホワイトディか。
普段、ケーキなんて買わない男達、すんごいオーダーに時間がかかってる。「菓子メーカーに踊らされた情け無い男たちよ。早く選んで、女達の
元へ行くがよい」
こうやってケーキ屋で並んでいる自分、傍から見れば、コイツラと同じ部類の
男だと思われたんだろうな~!「おいらは軟派な男じゃない。ホワイトディ? 関係ないねっ!」
バレンタインの時、誰からもチョコ貰ってないし...
部長は苺ショート、僕はヨーグルトレモンパイ、ママゴンはレアチーズを選び、
家に帰る。そして、家族3人の誕生日パーティが始まった。
「次はオイラの番だね。パーティーしてねっ!」
「ごめん、今年も添乗の予定入れちゃった!」
「・・・・・」
ここ2年間、ママゴンに誕生日を祝ってもらってません。本当に...
オイラは軟派な男じゃない。誕生日?関係ないねっ