昨年末にお引渡をした 石神井公園の家(R) に
見に来ていただいた 杉並の家(R)の奥様yさんが
「この(杉板の)床は、古い物にも合いますね」
と言われました。
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写真は、石神井公園の家(R) の1階リビングです。
リビングというか、LDKひとまとめのワンルームです。
写真奥の茶色の部分が、元々の壁(窓)で、木(ベイマツ)を張ってあります。
今回の工事で床に張った杉板とはあきらかに色が違うのですが、
その違いが別に嫌にはならないし、気になるほどの違和感もありません。
感覚の問題ですから、「違和感ある」と思う人もいるとは思います。
別の あるお宅の話なのですが・・・
床が合板フローリングで色は塗装でつけられているものです。
後から作り付の素敵な家具を作られているのですが、
床とはどうしても『交われてない』と感じました。
床のその色も質も・・・合わない。
石神井公園の家(R)の床の杉板の色は、既存の壁の濃い茶色とは
合ってないのは見ての通りなのですが、
本物の『木』どおしの質の問題なんでしょうかね・・・
『ひっかかる』ような違和感って
ないんです。
時間が経てば、床の杉板も色が付き、飴色っぽくなり、ますますなじむでしょう。
杉板はよくても、どうしても茶色がいいという人は
着色する事も可能です。
それでも、質は、決して『作りものぽく』はなりません。
今、メーカー住宅やマンションで使われる床材は、
表面を印刷で作ったものです。
ますます、古い物と交わる事は難しくなります。
古い家具などを好む方は、そうゆう床材を使わない事をお勧めします。
いろんな色味や質の木がありますので
「杉板はちょっと違う」人でも、気に入るものを見つける事ができます。
本物の『木の板』は、『時間をともに』できる材料なので
そうゆう感覚を持てる方には、絶対に使って欲しいです。
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じゃあ、無条件に木を使えばいいか・・・というと
そうではなくて、ちゃんと実物を確かめて、
ご自分の感覚で判断して、
「これがいい」
と思えたら使ってください。
「手入れをしたくない」
「ピカピカがいい」
「へこんだり傷がついたりするのが嫌」
という人は止めたほうがいいと思います。
でも、、思い込みだったり、そうゆう価値観しか知らなかったという事もあります。
もし、木の床が気になるのなら・・・・
実際に見る機会がありますので、ご案内します。
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10年経った木の床を見て足で触る事ができます。
良い事も欠点もお話しします。
まずは体験してみてください。
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