これは、築30年の家をリノベーションした sato*sato(サトサト) の2階のトイレです。
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築30年木造・2度目のリフォーム sato*sato(サトサト)
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トイレの照明は、壁に付けた、40Wのミニクリプトン球。
トイレの小さなスペースには十分な明るさです。
ここで、もしかすると疑問に思うかもしれません。
「なぜ天井のまん中に照明器具を付けないの?」
部屋のまん中に照明器具を付けるのは、教科書的には正解です。
ではなぜ壁に、しかも部屋の、どちかというと端のほうに付けたのかというと・・・
理由のひとつは・・・
トイレで雑誌など読まれるので、そのための位置である事。
他の理由は・・・
トイレのような狭いスペースでは、どこに光があっても壁や天井に反射した光で、十分に明るさはとれるから。
とはいっても、ランプに近い位置と反対の遠い位置では多少明るさの違いがあります。
でも、それによって、「遠近法」のように「奥行感」を感じるので、「狭さ」を和らげる事ができるのです。
現在の家は、トイレにもたいがいコンセントがあるので、何か照明を工夫してみてください。
たかがトイレ、、、されどトイレ。。
こちらは1階のリビング。
この家では、教科書的?に 「部屋のまん中に大きな照明器具をドカンと付けておしまい」 という事はありません。
教科書的・・・というか メーカー的 ですね。
でも、この写真を見てもわかるように、「 明るい 」 と感じる部屋ではありません。
以前も、天井にスポットライトを付けていたので、それを使っています。
それが メインの照明 といえば、そうとも言えます。
暗くて嫌な感じか? というとそんな事はありません。
写真でわかるとおり、右側(=部屋の角になります)に、スタンドがあります。
奥のTVの後ろにも照明があります。
部屋の角が明るいと、部屋に広がりが出ます。
また、壁面を照らす事で、壁が大きな照明器具のようになり、部屋をほんのりと照らします。
光を反射させる
それにより、部屋の広がりを感じるとともに
直接『光源』が目に入らない事は、人にとって楽(らく)なのです。
天井に大きな照明がある事が 正解 ではありません。
それは単に・・・ 手っ取り早い だけ。
料理で言えば、 カップ麺 や 冷凍食品 のようなもの。
照明は・・・ 料理のように、いろいろ工夫していいものです。
白熱灯を使うのがいい ・・・ という人もたくさんいます。
確かに白熱灯の光は柔らかです。
でもそれにこだわらず、今なら LED を使うのもいいと思います。
電球色だけにこだわらず、昼白色を混ぜてもいいんです。
明るさが必要なところは 昼白色 のほうが明るいですから。
工夫して、楽しんでください。
光によって、家は変わりますから!
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もちろんテーマは 家の話 です。
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