木造2階建+ロフト 延べ32坪 の家を、内部全て解体、スケルトンにし作り変えました。
2世帯住宅仕様だった家を購入され住んでいらっしゃったのですが、ご夫婦とお子さんの3人家族には、とても使いにくい家でした。
奥様はリフォームして実現したいイメージがあったのですが、でも具体的に、「どうできるのか?」「そもそも誰に頼んだらいいの?」と、ずっと悩やまれていました。
ご縁があって、ご依頼いただきました。完成から5年経っていますが、思うところがあって久しぶりこの家をとりあげてみました。
現在、インスタグラムで、解説を連載しています。
写真は2階のLDK。
ここで、言わないと誰もわからない、とっても地味だけど、部屋に統一感と落ち着けを持たせるための大切な事があります。
そのために、すごくいろんパターンを考えました。だけどそれも、地味~な作業でした。
何をやったかと言うと・・・・
各窓の障子の桟の高さ・位置・間隔をそろえた事。
そもそもたくさんある窓は、以前、細々と区切られてあったそれぞれの部屋の窓で、形状も高さも大きさも、まったく統一感がありませんでした。
こうしてワンルームにした結果、全部の窓が見えてしまいます。
断熱効果のために障子を入れたので、窓の形状は隠す事ができました。
でも、障子ですからどうしても『桟』が必要で、それが各窓バラバラだと、結局『バラバラな窓』と認識するので、統一感がなくなり落ち着きがなくなります。
それで、図面で全部の窓を並べ、桟の割り付けを何度も何度も検討しました。
ひとつの障子だけ見てもおかしくなく、全体を見てもそろっている割り付けを探し続けました。
障子だけでなく、部屋に入るところのガラス戸の桟も、障子の桟とそろっています。
絶対に誰も気づかない・・^^;
だけど、そうゆう事をしておかないと、この細長い部屋は、無意識で、何かバランスの悪さを感じ、落ち着かない部屋になってしまうのです。
線をそろえる・・・ 基本的で、とても重要な事です。
**
インスタグラムでは、ビフォーアフターの写真を見比べられます。
木造住宅のリノベーションに興味ある方、よかったら見てください。
**
リノベーション/リフォームを考える時、
「いったい何ができて、どう変われるのか?」は、想像がつかないと思います。
今悩まれているなら、こちらをご利用ください。
図面をお持ちいただければ、具体的にお答えできると思います。
直接お会いしてお話ししたほうが、より的確に、より早く
ご自分の中で整理できると思います。
悩んでいらっしゃるなら、お話ししましょう!
================
お茶会@新宿「家の話をしましょう」
10/20(土)午前
10/21(日)午前
*
その日以外、ご希望あればご連絡ください。
*
・
詳細はこちら↓
================
一応名目はお茶会なので気楽に参加してください。
こちら参加してくださる方には『杉板』のサンプルをプレゼントします!