都心の狭小地では、庭を作る事はできません。家は土地の境界に結構ギリギリになるくらいになります。
明るさを取りたいので、お隣との関係で問題ない窓は、できるだけ床まで大きくします。
1階ならともかく、2階にそうゆう窓を作ると、手摺が必要です。
手摺を付ける場所は、家の中か、家の外か、のふたつありますが、私は外につけます。
その手摺は、手摺兼の「花台」として考えます。そこに小さな鉢で植物を育ててもらえたらいいなと思って。
基本的には大袈裟なものにはしたくありません。強度や手摺の桟の間隔など安全には注意しています。
それらを踏まえて、できるだけ細い材で、できるだけ簡単な形を考えます。
室内から見ても、ほとんど気になりません。
材料は鉄です。鉄骨屋さんの仕事です。
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今は、こうゆう物も、サッシメーカーでアルミ製の商品が出ています。
でも、40年くらい前は、鉄工所で作られるのが一般的でした。
町を歩いて、古い家やアパートを見ると、鉄製の窓手摺を見る事ができます。
規格品なんてなかったから、それぞれの職人の創意工夫があって、結構面白いです。
同じように見えるけど、ちょっとづつ違うんです。簡単に作られるものでさえ。
職人の経験から来る「強度に対する作り」や「デザインの遊び心」の違いがあります。
こうゆう物を見ていて、とても参考になります。
アルミの既製品の手摺を見てもなんとも思いませんが、職人が作った鉄製の手摺を見るととても楽しくなります。
「いいな~この家」って思います^^
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手摺の最後の写真は、小さな木造のアパートです。
ふと全体を見て、「なかなかいい建物じゃない!」と思いました。
そして・・・
「リノベーションしたらいい家になるな~」と、ひとり「やる気」が上ります^^
木造アパートが好きです。
部屋が規則正しく並んでいる感じがいいんです。「余計な色気を出してない」のがいいんです。
私は、そうゆうアパートをもっと活かしたいと考えています。
たとえば、この写真のアパート。
アパートで使うのはもちろんいいけれど、住宅として(1軒屋)としても十分に使える可能性があります。
部屋が均等だから、どんなふうにでも作り変えられるのです。
「余計な色気を出してない」のがいい
というのは、作り変える事を考える時に、いろんな手を考えられるからです。
所有しているアパートをどうにかしたいとお悩みになっている人・・・
一度お話ししませんか。きっといい解決策があると思います。
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参考 -----------------------------------
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