マンションでも戸建てでも・・・
普通の家から億の家まで・・・
一歩足を踏み入れて、
胸にぐさっときて残念に思う事があります。
その原因は ・・・
第1位 : 床のフローリング
合板フローリングなら 「 まだまし 」 とさえ思わせるもの・・
シートフローリング が出回るようになってなおさら ぐさっ ときます。
表面材の薄さ、、いや、薄いというか、印刷したシート です。
木っぽい柄 を。。
薄さ と うそっぽさ で ダブルで刺さります。
第2位 : 建具 ( ドア / キッチンや収納の 扉 )
建具は、人の目の前にあるものですから、床と同じくらいに影響力があります。
木の建具の感じがします。
凹凸があったりして立派に見えます。
でも・・・
これもまた シートを貼ったもの です。
感じるものは、、、床と同じ。。
あなたの部屋のドア、、はしっこがめくれてませんか?
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なんというか、 優しくない感じ がしてしまいます。
クレームを塗りつぶし、改良が重ねられた工業製品ですから
便利で、汚れにくくて、いいのものなのかもしれません。
では
誰のために改良されているのか・・・
それは
作る側のため です。
クレームが起きないよう・・・
簡単に、早く、 取付ができるよう・・・
そうゆうもので作られる家は
向いている方向が違うように感じてしまうのです。
しらじらしい というか
目線が合わない というか
どんなに住む人がインテリアを頑張ったとしても
根本的な部分が変わってないように見えてしまいます。
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だから私は
木の建具を使います。
こちらをまっすぐ見てくれる。
「どうぞ!」と言ってくれているような。
そんな感じがするから。
写真は、『 70代の家リノベーション:上高田の家(R) 』 2階のLDKに入る木製のドア。