昨日、打合せに行った帰り、近くをぶらぶらしてみました。
場所は、杉並区清水。 初めてのところです。
お隣の 桃井 というところでは一昨年 仕事をして、近くを歩いてはいたのですが。。
敷地が広く、田園の住宅地 というところだったのでしょうね。
ちょっと歩いてみただけですが、、素敵な家があちこちにありました。この写真の家もそのひとつ。
建築家・・ 設計事務所・・ が設計した家であろうと思います。
こうゆうアプローチのデザインだけみても。。
もう少し引いて見ると・・・
私が学生の頃、、、まだ設計の「せ」にの字もわからない頃ですが、、、教授が設計した住宅の図面のコピーをする授業がありました。
それなりの敷地で、家の回りには余裕があり、道路から玄関までのアプローチもデザインされていました。
「 設計というのは、敷地の全てをデザインする事なんだ 」
という事を教える授業でもあったのかもしれない!
この家を見て、そんな学生時代の事が蘇り、また課題の意図に、今更ですけど、気が付いたように思います(笑);
学校の授業で見ていたたくさんの住宅は、そうゆうものばかりだったような気がします。
今、実際に仕事で関わる家は、都心の密集地だったり、狭小地だったりして、「アプローチ」などという玄関までの”距離”をとることができないものが多く、 写真の家のような、『長ーい距離感』の”いい感じ” をすっかり忘れていました。
こちらは、道路かすぐに 木の格子戸があるお宅。
この戸を通って玄関までのアプローチが、緑豊かな庭の縁(ふち)を通っているようで、とても豊な感じがします。
ブロック塀と違って、生垣はいいですね。・・ 維持していく事は大変ですが。
でも、敷地と道路の境界の緩衝装置であり、敷地の縁(ふち)の厚みが出て、重厚さを出しています。
威圧的なコンクリートやブロックの塀で、「寄るな!」と言わんばかりの家に比べ、穏やかで、上品さを感じます。
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こうゆう住宅地を歩き素敵な家を見ると、「家を設計する事は、街を豊にする事とイコールでないといけないな」と、設計をする者として改めて背筋を伸ばす事になります。
前回の、北千住 とはまったく違う街ですが・・ どの街でも、街歩きで、学ぶ事が、たくさんあります。
家を建てようと思う人、家の事を考える人 は意識をもって街歩きをして欲しいです。
たとえリフォームであっても、ご自分の家をよりよくするヒントがあります。
家をリフォームする事を考えても、「いったい何ができるの?」 と、その家を眺めてもわからないかもしれません。
実は、いろんな事ができます。構造体があるから、「無理だろう」と思う事も、もしかするとできるかもしれません。それを手掛かりにして何かを作る事もできる場合もあります。
何ができるのか?・・・・
私のところで以前リフォームした家をご紹介します。
工事前の問題とそれをどう解決しようかと考えた事を書き込んだ平面図、そして、それを写真を使って説しました。
ぜひ参考に、ご覧になってみてください。
リフォームだけでなく、家づくりの考え方としても参考になると思います。
リフォーム、新築に関わらず、ご利用ください。
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