「エンツォ・マーリが取り組む100万の1万倍もの日本の杉の木」展
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イタリアの工業デザイン界を長年リードしてきたエンツォ・マーリと岐阜県高山市の家具メーカー飛騨産業がコラボレーション。国産杉の圧縮材を用いた家具の新シリーズを紹介。
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に行ってきました。
日本の杉とイタリアのデザイナーとの組み合わせ。とても興味がありました。
杉は柔らかく、もともと杉を使った和家具はありましたが、どうしても民家的な味わいになってしまいます。
飛騨産業では、杉の柔らかさを克服するプレスの技術を開発したそうで、それを元にエンツォ・マーリ氏にデザインを依頼されました。そのへんの話しは飛騨産業の HIDA というサイトをご覧ください。
(こちら)
展示されていたプロトタイプは、よかったです。
杉の柔らかさと清さに硬質感が加わっていました。
テーブルやソファーやイスなどがありましたが、いろいろな家具で”使える”可能性を感じました。
イスは、個人的には、金属と組み合わせたものがよかったです。
全て木であるより、他の材料との組み合わせにより、新しく家具の素材となった杉が、工業化された製品として潔く、ある種「杉」というだけで思い浮かべられてしまうイメージを払拭できると思います。
この展示会は、東京のスパイラルガーデンにて7/31(日)までです。
http://www.spiral.co.jp/event/index.html
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杉をうまく使いたい