昨日見たNHKの番組で
みんながえらんだいいもの
というプロジェクトを紹介していた。
『いい食品』を消費者の判断で『本当にいい食品』として取り上げていこうという活動をされている。
企業や専門家が、または食品メーカーが、「いい」という基準が、実際の消費者の基準や価値とはズレているのだという。
「地方のメーカーがこだわって作った“いいもの”を消費者へ届けたい」という活動でもある。
なるほど、と思う。
実際私達が口にする食品も、企業によって操作されている部分があるとは感じる。
地方のメーカーがこだわりと自信をもって作っていたものが、消費者の嗜好とは違っていて、3割りしか、消費者の合格点をもらえないそうである。
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なんだか、身につまされる。。
我々建築に関わる者も、いい仕事をこだわりをもってすることが、世の中の人達に、きっと受け入れられる事だと、考えている。
でも、それが本当にそうなのか、という疑問はずっとあった。。
広告費や開発費に莫大な費用を使うハウスメーカーやビルダーにはかなわない。
いい仕事をする、いいものを作る、とは、
ある意味、自己満足な部分がある。
消費者のニーズをうまく取り入れて作るメーカー等の住宅は、多くの人に受け入れらやすいのは確かな事実。
でも、それは均質化したもので、その弊害もあることも事実で、、、
そうしたものではない、もっと「住む」という部分の本質的なものを形にしていこうと考えているのが、われわれ独立した設計事務所である。。
でも、それは、本当に求められていることなのだろか・・
一部の「住む」という事に特別な意識を持つ人だけのためにやっていることなのだろうか・・
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『みながえらんだいいすまい』とは一体どうゆうものだろう。。。
そうゆう基準が成立つのだろうか・・
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みなさんがえらぶ『いいすまい』とは、一体どんなものでしょう?