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過去を清算する

Satosato_010
[ 築30年の木造住宅のリフォーム sato*sato (サトサト) ]


311 から3年経ちました。

東日本に住む人にとって等しく忘れられないもの

ではないと思います。
未だに時間が止まってしまったままの人も沢山います。
もう過去の事になってしまった人も沢山います。

とは言っても、多くの人にとって何かしら忘れる事のできない事があると思います。
東京に住む者にとっても。。

 

大地震の上に原発が爆発した事が
多くの人に未来への不安をつのらせ
希望を失わせてしまいました。

見えない物質
見えない真実

この二つはとても強烈な要素となりました。

時間を戻す事も、なかった事にして消し去る事もできません。
起きた事実は絶対です。
時間も世界で等しく進んで行きます。

この与えられた事実を
我々はどうゆうふうに捉えるか・・・
それによって道が決まり、未来が決まります。

あまりに失ったものは大き過ぎます。
でも、進むしかないのです。

この3年・・・

何も変わってないと見るのか、
少しずつ未来に進み始めたと見るのか、、

東北の子供達の姿をTVで見ると
私は確実に進み始めてると思います。
目に見える風景の変化はなくても
人は確実に変わっています。

人には希望が必要です。
甘い言葉で誤魔化していては 希望 を見いだす事ができません。
しっかりはっきりと 過去と決別する宣言をし
フォローする事を、国と行政に求めます。

**

人は、過去の出来事で傷付き
ある部分で自分を止めてしまってる事があります。

注意深く自分自身を見てみれば
「 本当の自分 」 は
止まってしまった ところにあるかもしれません。

意識の中で その過去に戻り
自分の中のもうひとりの自分をいたわってあげましょう。
「 大丈夫だよ 」と声を掛け
しっかりと、その自分と手をつなぎ
もう一度歩き始めましょう。

そうやって過去を清算しましょう。
起きた事実は変わらないけれど
その時の過去の自分は
どんなふうにでも作り変えていいのです。

人には、応援してくれる人が必要です。
一番そばで応援してくれる人・・・それが自分です。
おいてきぼりにしてしまった自分を
連れ戻しましょう。

自分と自分で、未来に向かいましょう。

時間は前にしか進まない・・・
時間の先には・・・

光 があります。

希望です。

進む先にしかありません。

**

写真は、築30年の木造住宅のリフォーム sato*sato (サトサト) の玄関です。

過去を清算し 「家」というモノを作り変えるという意味では、

リフォームは、未来へ向かうためのもの

とも言えると思います。

自分らしく生きるために、家とてをつなぎましょう。
 

 
◆ 今日も読んでいただきまして ありがとうございました。

  感想をいただければうれしいです。
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