家を買うと家を作るの違い

[　手作り家具のような家　ハモニカ　]
　
　

家を買う　と言います。

家を作る　とも言います。



同じような事に思えますが、
「買う」「作る」の言葉の違いに
何か　価値観の違い　があるようです。
　


「物」は「買う」です。その場合の「買う」は・・・
お店でも雑誌やネットでも、
「そこに並んでいるものから選択して・・」
という行為になります。

なので、「家を買う」という場合、
意識は、「物を買う」　にほぼ近いです。

「買う」という場合
お金を払う「私」は、
物に対してもお店に対しても　上　の位置にいます。
100円ショップの品物から高級品に対してまで、
お金を払う「私」は最上位にあります。
傷や不具合あれば、当然文句を言いますし、
即　「　交換　」　を要望しますね。
極論を言うと　【　支配的　】　という事になるかも・・・。

その意識は、高額な　家　という商品に対しても
当然起こります。
　
　

では

家を作る　・・・　はどう違うのでしょうか？

「買う」はお金と商品（サービス）を【交換】します。
お金を払う事での　「当然の権利」　を行使をする事です。

「作る」・・・　と言うと、【　交換　】　とは違ってきます。
「即」　という時間ではなく、もっと　長い時間　になり、
『アイディアのやりとり』　『技術的な試行錯誤』
という　感覚的な　【　やりとり　】　という意味が強くなります。

家作りは時間が掛ります。
最初から　【　やりとり　】　の意識がある場合、
『　過程を楽しむ　』
という事がでてきます。
こちらも極論では　【　共同　】　という意識です。

＊＊

超極論ではありますが、
「買う」と「作る」が表すキワードを比較すると・・・

買う　＝　【交換】　【支配】

作る　＝　【やりとり】　【共同】

こんなキーワードを出してみましたが
それぞれのパターンを意識してみると
どんな気持ちになるでしょうか？
家の引き渡しの時、どんな感情でしょう？

その感情で、、、
あなたの望む家の方向性が見えるかもしれませんね。

価値観　とか　性格　とか　にもつながる　・・・　かも。。

＊＊

写真は

手作り家具のような家　ハモニカ

ご家族が北欧に駐在されていた時期に、
向うのいろいろな手作りの物に接しているうちに
そうゆうものの良さを十分に理解され、
家も　そんな手作り感のあるものがいいな
と思われていたそうです。

やりとり　と　共同　をし　完成しました。
お嬢さんもとても喜んでくれました。



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