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教育をメインに、自分にも読者にも問いかけるブログ!
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院生生活、1ヶ月が経って。

2021年05月01日 | 日記
早くも1/12が過ぎ去ってしまいました。
この1ヶ月は驚きの連続、学びの連続。
環境が変わること、学びの時間を持てることの素晴らしさを感じた1ヶ月でした。


毎日、いや、1時間1時間の授業から、たくさんのことを感じ取っています。
教授の話はどれも興味深くて、魅力的な授業、自然と考えたくなる授業が多いです。
その背景にあるのは、教育に関する知識量の多さ。
「どういう教材を使うと教授自身の言いたいことが学生に伝わるか、考えが深まるか」
ということをしっかり考えている教授が多く、授業の質が高いことに脱帽しています。
素直に「あ、研究者って本当にすごい」って思っています。
教授の方々は、ちょっと次元の違う所にいらっしゃる。


我々、現場で働いた経験のある教員としては、
「ああ、そういうことめっちゃあります!」
という経験を扱ってもらえることや
「え、海外だとそれが当たり前なんですか!?」
と、固定概念を打ち破ってもらえることが毎日のようにあるので、
いつも新鮮な気持ちで授業を受けています。


しかも小学校、中学校、特別支援学校で働いていた先生方も一緒に授業を受けていて、
それぞれ大切にしている価値観とか、経験から得てきた知見も違うので、
高校で働いている私とは全く違う視点からの意見ももらえます。
「小学校だとこうなんですよね」「それが中学校になると・・・」「高校はまた違って・・・」「特別支援的な考え方だと・・・」
これがまた面白い!!
普段働いてても、他校種との交流ってない。
だけど同じ教育に携わる者同士、小、中、高、特支、それぞれのことを知っておくのはとてもプラスになる。
そして普段の職場では仕事に追われている。こんなに深く熱く教育について語ることもない。
授業の後には自然とみんなで集まって、「ああじゃないか、こうじゃないか」と議論も白熱する。


そしてストレートマスター(学部からそのまま院生になった若い学生たち:略称ストマス)
の人たちは教育に対する情熱が強くて、とっても刺激を受けています。
私が大学生のときそうだったように、教職に対する憧れがあり、意欲に溢れてギラギラしています。
彼らの今のトレンドは「教員採用試験」
そりゃそうだ、採用されてなんぼだもんね。
どこ受けるか、どんな試験か、どんな対策しているか。
そんな会話が院生室で盛んに繰り広げられております。
彼らを見ていると、とても頼もしいです。
こんなにも教員がブラックだと言われているにも関わらず、それを目指す彼ら。
教育業界もまだまだ捨てたもんじゃない!!
負けてられません。


教授と、現職の先生方と、ストマスのみなさんと。
どれだけ刺激もらえるんだよ!って感じています。
正直、最初は授業の時間割を見て、「月曜から5コマ!やばいやばい!!」
とか思ってたんですけど、全くそんなことなくて。
もちろん課題とか資料作成とかそういう大変さはあるんですけど、
興味関心があるからなのか、単純に授業自体はとっても楽しいのです。


感覚としては、凝り固まった筋肉を柔らかくする作業に似ています。
様々な刺激を入れて、揉んだり、叩いたり、お灸とか電気入れたりして、
そのコリをほぐすことで「あ、こんなに身体って簡単に動くの?軽い!!」って感動があるように、
教育に関するたくさんの刺激を、いろんな人からもらうことで、
自分の中で凝り固まってた教育に対する考えとか意欲とか問題意識が呼び起こされて、
自分の力だけでは到達できないような「あ、そんな考え方もあるの?すごい!!」っていう2段も3段も上のレベルに導いてもらえる。
周りの皆さんの力で自分を引き上げてもらってる感覚があります。ありがたい!!


ここからは様々なケーススタディも増えて来そうで楽しみです。
そして実習がどうなるか・・・
あと11/12しかありません。
貴重な時間を大切にします!!


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