秘密基地

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だらだら雑談

2013年07月13日 | ただの雑感
昨日は忌引休暇で父の実家へ帰っておりました。

父の兄上殿が亡くなられたのです。
我が家系のボス的存在が88歳でお浄土へ向かわれました。
地元のお寺で、住職にありき日のボスの話を聞きます。
住職よりひとつ年上のボスは地元でも断トツの仕事量をこなす農家だったと。
若い人はおろか古い農家の中でも比較にならないほどだったそうです。
人手がなく休むを田を預かってすべて手をかけていたそうです。

炎天下でもどしゃぶりでも田んぼにボスがいない日はなかったそうです。
住職も目標とする人だったと。
あの年で亡くなるとは誰も思わなかったほど鉄人だったと。
ボスは早くに父を亡くした後、戦争で唯一の兄をなくして、自分が8人兄弟の最年長になったことから
6人の弟・妹の父の代わりをしながら家族を養ってきたのです。
戦争を体験してることから、指導の仕方はめっぽう厳しかったそうで、
父は本当にボスのことを怖い存在だったと語っていましたね。

趣味が仕事のような方だったので、田んぼにいるのは本望だったでしょう。
晩年心臓の調子が悪く、数回田んぼで倒れられたそうですが、すべて自力で家まで戻ってきたそうです。
酒もたばこも豪快にやる方でした。弟である私の父(酒・たばこをやらない)がなくなったときに
わしより健康的に生活しとる弟・妹らがどんどんわしより先に逝きよるとなげいておいででした。
父の通夜のときに、わしが一番近いところで寝るさかいに、と父に添い寝していたのが印象的でした。
父は兄に死後初めてやさしくされたんじゃないでしょうかね。
そのボスの葬儀。我が家系にぽっかり大きな穴があいたかのような出来事でした。
地元のお寺を後にする際に、ふと見たお寺の灯籠にボスの名前が単独で刻まれていたのには感動しましたね。
寄付をしていたのだそうです。兄弟・親族だけじゃなくてお寺の面倒もしっかり見ておられたんですね。
聞けばそれだけじゃなく、相当なことをされていたそうです。


さてそんなこんなで、平日に休んだことから、取り戻すために今日は休日出勤をしておりました。
帰宅して、ワインを。

ワインといえばずっと赤ばかりをアホみたいに飲んでおりましたが、
やっと目覚めました。白もあるやん。。。。
キュっと冷やして飲む夏の白ワインって、実にいいですね。なんで今まで気づかなかったんでしょう。
ローソンで500円で売ってるチリのシャルドネの白ですが、十分旨いです。

そうそう、ローソンといえば、最近すぐ近所に出来たのですが、そこがいい感じの店で
例えば、駐車場に犬のリードをつなぐ棒を設置したり、駐車場にオープンカフェ風にコーヒーを飲ませる
日陰のあるエリアを作ったりしているのです。他のローソンではあまり見ないでしょうか。
一番感動したのは、常温の飲み物を置き始めました。水とかお茶の常温のもの。
これはなかったですね。きっと需要があると思いますし、店の姿勢にちょっと感動しました。

だらだらと雑談しましたね。
写真一枚で珍しいですね(笑)

あさってあたり田んぼを見に行きたいですが、どうなりますやら。
ご存知のとおり、なぜかオイラ田んぼが好きなんですが
ボスの血がたぶんオイラにも流れているんでしょうね。うれしいです(^^;;;;;

でも・・・いい年してバイクを乗り回して休日を過ごしているなんて、
戦時中苦労された方が聞くとどう思われるでしょうね。
もう日本も終わりだなとお説教をされそうです。。。。
完全に平和ボケしてるなぁ。。。とほほ。

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3 コメント

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Unknown (バタコ)
2013-07-13 21:17:12
田んぼで働いただけあって、死に際が「八十八」とは
これまた豪快ですね。
寿命を全うした死別は、悲しさよりも思い出話で見送ることが多いです。
ワタシの身内の場合は、孫連中が集まり ワイワイやって
お葬式とは思われない様相のパターンになります。
「おっちゃんは 饅頭が好きやったから」と、棺の中を
お供えの饅頭だらけにしたりと。。。
ボスに思いをはせながら、田んぼツーリングを楽しんでください。
「ボス」に合掌
そして、先人が築いてくれた「平和」にバンザイ
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Unknown (MD)
2013-07-13 22:47:04
昔の先輩方の強さには頭が下がりますね。

伯父さんの葬式に出たりすると、
やっぱ、しめやか葬式という感じでは無くなってしまいます。
久々に親戚に会ったりするので、いろんな話び花が咲いてしまうんです。

でも、亡くなった方々は、疎遠になっている親戚を自らの死によって繋いでいるんじゃないかっていつも思うんですよね。

いろんな意味で感謝しかないですよね。

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Unknown (かめはめは)
2013-07-14 17:40:26
●バタコさん
そうですね。
亡くなった方が若かったり子供だったりすると
涙一色になりますが、
80歳を超えてくると生き抜いた達成感みたいな
ものが雰囲気として漂ってきて、
思い出話に花が咲いたりするんですよね。

●MDさん
なるほど、縁をつないでいるか。
それはおもしろいですね。
確かに久しぶりに会うひとばかりで
この日1日で、薄れかけていた親戚の絆みたいな
ものが強まったような気がします。
色々ご先祖の話を聞いていると、自分の名前の
一文字が由緒ある文字だということがわかって
それをつけてくれた父に、今更ながら感謝したりと、
充実の一日でした。
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