今日は少し足を伸ばして三重県まで来ました。
伊賀上野城。
家康の命で藤堂高虎が既にあった城を大改修し
豊臣秀頼との戦いに備えるものの
竣工直前で台風により倒壊した無念の城だそう。
今ある天守は個人の私財により建てられた模擬天守。
しかしここの真骨頂はこの石垣。当時のもので
高さは30m。
日本一。ビシっと縁が揃った算木積み。技術力の賜物。
余計な柵など作らず観光させてくれるので
際まで行って足がすくむ体験もできる(^^)
私財をなげうって建てた模擬天守は
今まで興味がわかなかったけれで、
模擬でも天守があることで観光客が後世までこの伊賀上野に
足を運び続けることを考えると、
地元にとって偉大な業績だなぁ思う。天守閣があるのとないのとでは
観光客の数がやはり違うものね(^^;
深く考えずに今日はエルジンのダイバーズ。
木漏れ日が映りこんでいい感じ(^^)
この城のすぐ近くに上野高等学校というのがあるのですが、
実はその校舎に心を持っていかれました(笑)
なんと1900年に竣工した木造洋風建築だそうで、
同様のものが全部で3つあったらしいのですが、
2つは戦争で焼けたそうです。。。
ここは奇跡的に戦火を逃れて、110年前の校舎が現存しているのだ
そうです。感動。
城よりこちらのテンションあがって、校舎へ侵入(爆)
いや、ちゃんと門から挨拶しながら入らせてもらいました。
木の香りと、テロンとした有機的な艶に
ここで学んだ沢山の学生の気持ちを重ね合わせて
全然無関係なオイラが色んなことを想像しているというのも
変な話ですが、いやぁ、いいもんですね。
古い校舎、好きですねぇ。
さてさて、恒例の城下へ、城下へと降りて行きましょう~
ここは伊賀鉄道の上野市駅。
伊賀といえば忍者の町です。
車両は忍者車両(笑)
さ、城下は本町通り。
早速古い時計屋さんを見つけました。
城下町には必ずありますね~
古時計再生工房と書かれている通り
お年を召した店主と若い方(あととり?)も一人おられて
修理に力を入れておられるようです(^^)
店内にはのどから手が出そうな時計が沢山。
(つづく)