秘密基地

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チャリンコも始めました。

彦根の時計屋さん

2008年06月08日 | 時計
昨日、To be continueって書いた手前
シカトとするわけにもいかず
外が明るいうちから焼酎ウーロン割を飲みつつ
筆をとっておりますよ~(^^;;
勢いで思わせぶりなことを書いちゃダメですね~(笑)

トップ写真は昨日の看板のお店。
時計が好きな人ならアレ見たら入っちゃうよね~



ドーン
うわぁ、いいですね~
目尻下がっちゃいます。
ここのご主人、三代目なんだそうです。
このショーケースは先々代がしつらえたそうで
もう百年の歴史があるそうです。
勿論、ガラスも百年前のものだそうで、そういえば今のガラスと違って
ユラユラとゆがんでいて味があります。
時計よりそっちに興味が行ってしまいそう(^^)
見難いでしょうから、とわざわざ開けてくださいました。
昔はこのショーケースを畳の上に置いて展示していたのだそう。(そういう時代)
今では立って見るには高さが足りないので二段にしてあります。
ところどころに彫刻の飾りがあって、仏壇屋に作らせたそうです。
歴史を感じますね~
時計は国産が多くてワクワクしました。奥の蔵から沢山のデッドストックを
出して飾ってありました。



しょうかん時計です。わかります?
私はわからなかったのですが家に帰ってから調べて
商館時計と書くのだと知りました。
明治時代、日本の商社がスイスにオーダーして作らせた懐中時計。
干支は陶器。百年も前の時計です。
日本メーカーがまだ時計を作っていない時代。
間違いなくこれらの時計を模倣するところからスタートしたんでしょうね。
ゼンマイを巻いて機械が動くところを見せてくださいました。
テンプが百年前と同じようにユラリユラリと動くのにすごくロマンを感じました。

人気ばかり先行してる現代のバカったかいスイス時計を買うくらいなら
5万円だして貴重なコレ買っとけ!(笑)



比較的新しい国鉄時計もありました。
ウォルサムの懐中時計も綺麗だったなぁ。



誇らしげに8DAYSと文字盤に書いてあります。
一杯に巻いて8日間稼動するということ。
ちなみに最新のセイコーの機械式グランドセイコーでも
3日間です。
懐中時計と腕時計を比べちゃいけないのかもしれないですが、
百年前の機械ですぜ。。。



こちらのディスプレイも昔の布団をしまっていた箪笥(の下段部分)。
重厚で家具の素晴らしさに圧倒されちゃった(^^)
百年の歴史ある時計店にも左上にはゆるキャラのひこにゃん(^^;;;



アンソニア製の巨大な掛時計。
不動の飾りかと思いきや
ご主人が整備して週に1回、巻いているそうです。
正確に時を刻んでいましたよ。
アメリカ製。当時はアメリカの『ステーション』なんかで
使用された時計だそうです。ステーションです(笑)
側は見ての通り木製です。手が込んでる。
日本では図書館なんかで需要があったそう。
そんなご主人の巨大時計の記事はコチラ。(帰宅後見つけた(@@))

他にも古い猫足の蓄音機を見せてくださったり、
趣味の貴重な引札を見せてくださったり。
本当に楽しい時間をありがとうございました。

あ、外に妻とムスコを待たせてるのを忘れてた(爆)

え?何も買わなかったのかって?
うん。サイフの中、二千円だった。。。ん?納得できない?

じゃ、To be continue(また?)


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