特定外来生物被害防止法についての記事が新聞に。
対象種の決定はまだのようで候補としてリストが掲載されていた。
爬虫類はカミツキガメ、ワニガメ、ミシシッピアカミミガメ。
両生類はオオヒキガエル、ウシガエル。
昆虫類はセイヨウオオマルハナバチ、アルゼンチンアリ、スマトラオオヒラタクワガタ。
法律の導入により生態系を保持したり農作物への外来種からの被害を食い止めるのが目的。
目的だけを見ると誰もが賛成する法律なのだが実際に施行されると損害を受ける
人も出てくる。クワガタの輸入業者しかり釣り業界(ブラックバス)しかり、
トマトの受粉の手助けをするセイヨウオオマルハナバチに頼るトマト農家しかり。
損害を被る人は反対をするし、法律の施行により被害が減少する(言いかえれば利益が出る)
人はもちろん賛成となる。要は利害関係なんですな。全てが。
環境省は外来産昆虫の輸入が許可された時にこうなるのは予想できたよなぁ(ひとりごと)
今反対をしているクワガタ輸入業者はその時たんまり儲けたでしょ?(ひとりごと)
”生態系の保持”という部分には国民の大多数が賛成するだろうが、私がひっかかるのは
”農作物への外来種からの被害を食い止める”という部分。
大多数の農作物への被害を防止するがために、逆に被害をうける一部の農作物(トマト農家)
を切り捨てるようなことにだけはならないように環境省には配慮してもらいたいもの。
我々爬虫類飼育者にも直接関係するこの法律。ぶりくら市でも啓蒙活動で
展示物の掲示とアンケートを実施しているが、知名度はまだまだ低いし他人事だと
思っている人がほとんどだと思われる。
実際に自分が損害を被らないと物を言わない国民性は日本ならではだね。
候補種であるミシシッピアカミミガメの飼育者である私もどんな制約(繁殖禁止、
故意の放逐には罰金等)のもとで今後飼育していかなければならないのか
動向が気になるが、生態系~の部分には大いに賛成だし極端な話し、没収・処分なんて
ことになってももちろん賛同する準備はある。
今後、本来の目的を忘れて法律が一人歩きをはじめ、対象種が急増していくことを
危惧するが、熱帯産のように日本には定着しない種でペット飼育という限られた世界で
繁殖個体のみに対象を限定するなら今後もこの業界が生き残る余地はあるし
そこを目標に絞っていかなければいけないのでは、とも思う。
違った側面での危惧もあって、対象種をリストアップする有識メンバーに対して、
一部の損害を被る業者からの圧力等はあって欲しくない。
彼らは利害関係だけで動いてるわけじゃ断じてないからね。
こういう法律を決めるときって必ずそういう暗い部分てついてまわるのは世の常。
ちなみに写真の折り紙のカブトムシは小学1年の息子のオリジナル。
こいつは折り紙の本に書いてあるものは全てクリアして最近はオリジナルの世界に没頭してる(笑)
機会があれば秀作のカミキリムシも紹介したい。
さらについでに上に写ってる温度計。同じ室内だけど温度計のある位置の温度と
60cm低い位置の温度。高さがたった60cm違うだけで1.2℃も違う。
それを知ってると、ちょっとだけ飼育に気がまわることがある。
対象種の決定はまだのようで候補としてリストが掲載されていた。
爬虫類はカミツキガメ、ワニガメ、ミシシッピアカミミガメ。
両生類はオオヒキガエル、ウシガエル。
昆虫類はセイヨウオオマルハナバチ、アルゼンチンアリ、スマトラオオヒラタクワガタ。
法律の導入により生態系を保持したり農作物への外来種からの被害を食い止めるのが目的。
目的だけを見ると誰もが賛成する法律なのだが実際に施行されると損害を受ける
人も出てくる。クワガタの輸入業者しかり釣り業界(ブラックバス)しかり、
トマトの受粉の手助けをするセイヨウオオマルハナバチに頼るトマト農家しかり。
損害を被る人は反対をするし、法律の施行により被害が減少する(言いかえれば利益が出る)
人はもちろん賛成となる。要は利害関係なんですな。全てが。
環境省は外来産昆虫の輸入が許可された時にこうなるのは予想できたよなぁ(ひとりごと)
今反対をしているクワガタ輸入業者はその時たんまり儲けたでしょ?(ひとりごと)
”生態系の保持”という部分には国民の大多数が賛成するだろうが、私がひっかかるのは
”農作物への外来種からの被害を食い止める”という部分。
大多数の農作物への被害を防止するがために、逆に被害をうける一部の農作物(トマト農家)
を切り捨てるようなことにだけはならないように環境省には配慮してもらいたいもの。
我々爬虫類飼育者にも直接関係するこの法律。ぶりくら市でも啓蒙活動で
展示物の掲示とアンケートを実施しているが、知名度はまだまだ低いし他人事だと
思っている人がほとんどだと思われる。
実際に自分が損害を被らないと物を言わない国民性は日本ならではだね。
候補種であるミシシッピアカミミガメの飼育者である私もどんな制約(繁殖禁止、
故意の放逐には罰金等)のもとで今後飼育していかなければならないのか
動向が気になるが、生態系~の部分には大いに賛成だし極端な話し、没収・処分なんて
ことになってももちろん賛同する準備はある。
今後、本来の目的を忘れて法律が一人歩きをはじめ、対象種が急増していくことを
危惧するが、熱帯産のように日本には定着しない種でペット飼育という限られた世界で
繁殖個体のみに対象を限定するなら今後もこの業界が生き残る余地はあるし
そこを目標に絞っていかなければいけないのでは、とも思う。
違った側面での危惧もあって、対象種をリストアップする有識メンバーに対して、
一部の損害を被る業者からの圧力等はあって欲しくない。
彼らは利害関係だけで動いてるわけじゃ断じてないからね。
こういう法律を決めるときって必ずそういう暗い部分てついてまわるのは世の常。
ちなみに写真の折り紙のカブトムシは小学1年の息子のオリジナル。
こいつは折り紙の本に書いてあるものは全てクリアして最近はオリジナルの世界に没頭してる(笑)
機会があれば秀作のカミキリムシも紹介したい。
さらについでに上に写ってる温度計。同じ室内だけど温度計のある位置の温度と
60cm低い位置の温度。高さがたった60cm違うだけで1.2℃も違う。
それを知ってると、ちょっとだけ飼育に気がまわることがある。