バイクにはうといオイラですので、
日々、コツコツとライダーの皆様にとってはアタリマエのことを
学習していっております。
このベンリィ君には燃料計がありません。
残りのガソリンの量がわからない。
それをトリップメーターで計測するのだそう。
満タン時にトリップメーターを0にしてガス欠するまで走らせて
このバイクがどれだけ走るかを一度計測して
次からはそれを目安にするのだとか。
でも本当にガス欠させては大変なので予備タンクを使わない設定にして
計測。ガス欠したら予備タンクに切り替えればあと少し走れるという段取り。
ベンリィ君は全部で10L入りますが予備タンクを除けば7L。
実際計測すると231kmでガス欠しましたから丁度燃費は33km/Lと
いうことが判明。まぁ乗る場所や乗り方によるのであくまで目安ですね。
これで燃料計がなくてもトリップメーターで大体分かるようになりました。
この予備タンク、メインとは別に小さなタンクがあるのかと思いきや
違うようです。タンクはメインひとつで、ガソリンを吸いだす口がタンクの
一番底にあるのが予備タンク使用状態で
少し上側にあるのが予備タンク非使用状態。
その差分が予備タンクの容量となるわけです。なるほど。
予備タンク使用にすると、底からガソリンを吸うことになりますが、
通常タンクの底にはゴミやら水分やらが沈んでいることが
多いらしく、ギャプレターがつまったり調子を崩すことがあるそうで、
なるべく上側(予備タンク非使用)からガソリンを吸いだす方がいいんですって。
ライダーの皆様にはアタリマエのことなんでしょうが、
多分バイクに乗らない人は知らないですよねぇ~
今日は近所の新大阪へ出張でした。セイコークォーツ7830-8030.
出張にはこの手の時計が最適。
ベンリィ君はキャブ車なので始動時にはチョークを引きます。
とても低血圧なお方。この作業はとても懐かしいです。
昔10代のころにMT50に乗ってて、勿論インジェクションなんて
ものじゃなくキャブだったのでバイクに乗るには当たり前の作業でした。
十分に暖気してやっと走り始められる、そういうアナログな作業は
今の時代不便きわまりないですが、
たまにしか乗らない乗り物なので楽しい儀式だったりして(いまのところ・笑)
少し乗ってみての感想ですが、とてもローギアードな設定。
低速な部分にギアが集中してるのでとてもトルクフルに感じます。
通常使う60km/hくらいの速度に達するまでに5速への
シフトアップは終わってる状態。低回転でスコスコギアをあげて
あげるのがこのバイクの乗り方に感じますね。ビジバイだもの(笑)
でもスペックを見てみると
最高出力 12PS/9000rpm
最大トルク 0.96kg-m/7000rpm
とあります。
?9000回転まで回して最高出力がでるの?
?最大トルクは7000回転も?すごい高回転エンジン?
ちなみに最新のスーパーカブ110は
最高出力(kW[PS]/rpm) 6.0[8.2]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 8.4[0.86]/5,500
だって。
じゃ?エイプ100は?
最高出力(kW[PS]/rpm) 4.6[6.3]/8,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 6.6[0.67]/6,000
だって。
わははは、同クラスの最新のバイクたちより高回転エンジンじゃん。
意外でした。
ツイン(二気筒)だからかな?
トルクフルというのも錯覚で、
実はもっと回して乗るべきバイクなのかもしれません(笑)
いやはや調べていくとなかなか面白いベンリィ君。
このローギアード対策はスプロケなる部品(チェーンに噛む歯車)を
歯の数の多いものに交換するのが定番のカスタムのようです。
なるほど。そういうのはおいおいに(^^)