俳句集『うたたねの』より 秋の章 2024-11-03 09:09:23 | 俳句 作るもの雪沓ばかり夜なべかな 一直・夜なべ (秋の季語)・雪沓 :幼い頃、冬に喜多方の祖父母の家に行くと、積雪は自分の身長を超えてい た。藁でできた自家製の雪沓は雪に滑らず最初は暖かかったが、長時間雪の 上を歩いていると水が染みてきて足がつめたくなり、やっぱりゴムの長靴が いいなぁと思ったものである。