ヒドラの見る夢 ーほぼ忘備録ー

書き溜めてたものや、DLした物読んだ本や資料など情報の整理の為に始めましたが、自身を整える為に書いている内容が多めです。

お誕生日お茶会

2025-03-05 13:02:58 | 日記
 続きです。

 第2部の和のお茶会は、お抹茶と羊羹。

 第一部の始まる前に、次女とお茶道具を選びました。と言ってもお棗と建水はお稽古用の季節問わずの物しか持っていないので、先代や先先代から譲りのお茶碗が、ちょぼちょぼと有る程度の物ですが、お道具類と5人分のお茶碗を選選びました。

 我が家にあるお茶碗のおおよそ半分は旦那君の祖父が旅先などで気軽に買い求めた物がほとんどで、筆豆だった祖父らしく、仕立てた箱に自身で箱書きをし、友人との思い出と共に大切にしていた様子が伝わります。
 木箱入りのお茶碗に混じって、祖父の箱書きで童女椀と書かれた紙の箱があって、中にはコケシ弁当の入れ物が入っていました。きちんと蓋もしまってあったので、元が駅弁の容器だと祖父はわかっていて、あえてその器に「童女椀」と名を付け、大切にしまってあった物でした。

 その器を孫娘ちゃんに使ってもらいました。

 


 他のお茶碗とお道具は、定年退職後、趣味が高じて茶道の師範をしていた姑さんからの譲りの物です。内稽古をしていたので、そこそこの量が有りましたが、形見分けをしたので、我が家は実用重視で普段使いの愛用品を一揃い頂きましたので、それを使いました。

 お菓子は長女が送ってくれた虎屋の夜の梅と雛衣です。

 結局、旦那君を含め皆、自分でお茶を立ててみたいと言い出して、見よう見まねで自分の分は自分で立てて、それぞれが自分で味わっていました。

 旦那君のお誕生祝いの名目でしたが、私は次女とお茶道具談義に花を咲かせて、お手前の準備を一緒に出来た事が、とても嬉しかったです。

 子育て中は、お稽古もやめてしまい、たまにお抹茶を入れる事ぐらいしか出来なくなり、子供達にきちんと教えることも出来なかったけれど、娘が大人になり自ら茶道を始めてくれて、良い先生に恵まれて、彼女なりのお茶を楽しんでいて、お茶の楽しさを分かち合える日が来るなんて、夢にも思えませんでした。


 若嫁さんだった遠い昔、嫁いだばかりの私の拙いお手前を義祖父母は目を細めて喜んで下さいました。義祖母が老いた手で帛紗を捌くその手の美しかった事。

 そんな事を思い出していました。




お誕生日お茶会

2025-03-03 16:11:00 | 日記

 やっつけ写真ばかりになってしまって、残念でしたので、長楽館さんのHPよりお借りしました。






 次女がプレゼントしてくれたのは、苺のロイヤルミルクティの季節限定パウンドケーキでした。箱を開けた瞬間に素晴らしいアールグレイの香り。ホワイトチョコでコーティングされたケーキにナイフを入れると甘いイチゴの香りとアッサム系と思われる深い紅茶の香り。
 正に2種の紅茶が香り立つ限定ケーキでした。
 私がここに合わせたのは、宮崎産の和紅茶にしてみました。

 ケーキの風合いを邪魔をせず、かえって引き立てた良い取り合わせになったと自画自賛です。

 私如きが語るのは恐れ多いのですが、長楽館さんのケーキを食べる度に、パテシエさんのセンスの良さに惚れ惚れします。
 ご本人に確認した事がある訳では無いのですが、一つのデザートの中にいく層もの香りが折り重なる様は、調香師の方がトップノートからミドルノートと最後の余韻までを設計する作業に似て、高級シガーの様でもあり、高級シェリーをも連想させるのは、長楽館という特別な歴史を意識されているのでは?などと、想像逞しくしてしまうお味です。

 そんな背景など、全く気にする隙も無く、ケーキをカットする前に写真も撮らず、みんなで記念写真も撮らず、ただただワーワー言いながら、美味しくケーキを食べるのみ。という楽しくも雑な感じで洋の部はペロッとケーキを平らげてしまい、せっかく出したロイヤルなカップコレクションも、みなさん見慣れたのか、私の自己満足で早々に洋の部のお茶会は終了となりました。

 
 第2部は2種の羊羹を切り、お抹茶を頂きました。続く

虎屋の最中

2025-02-28 15:19:00 | 日記
 旦那君のお誕生日祝いに、東京暮らしの長女から最中の詰め合わせと羊羹が届きました。

 虎屋さんの白餡が大好きな旦那君の為に、御代の春の「紅」多めの詰め合わせで届きました。


 たっぷりの量が届いたので、明日は次女とお孫ちゃん達と、爺のお誕生祝いのお茶会をしようと楽しみにしています。


 昨年からお茶を習い始めた次女が一年が経って、だいぶ上達したようなので、明日のお手前は次女にお願いしようかと、それも合わせて楽しみです。


 次女からは事前に京都の長楽館 さんの季節のパウンドケーキが届いているので、私は紅茶でお振舞いをして、和洋2部制のお茶会にします。


 贅沢過ぎる取り合わせですが、昨年春以来、私の受験があったり、体調が万全でなかったりで、大好きな虎屋菓寮さんと長楽館さんに、伺えてないので、娘達が誕生日祝いのケーキ代わりにと、旦那君に用意してくれました。

 なかなかの果報者です。





111,111km

2025-02-25 15:54:00 | 日記
 私の愛車コペンのメーターが、1並びになった記念すべき日です。

 赤い革シートの初期型モデル。

 人間の子育ても介護も終わり、ペット達の飼育も介護も終えたので、少し前から大好きな2シーターオープンの車両に乗っています。


 屋根を開けて走るのは、年に数回ですが、「屋根が開く」事が大事です。

二日酔い?

2025-02-25 10:32:00 | 日記
昨日は、久しぶりに閉店時間までの業務でした。
仕事が終わって、今週もやり切った〜という達成感と、明日は休み〜という解放感で、お家に着くなり、冷蔵庫の奥の奥に眠っていたサントリーの「The premium MALT’S 香るエール」を取り出して、ゴクゴクゴク〜パフ〜と、美味しく頂きました。


 いつぶりか、わからないビールは、たった1缶で酔っ払いました。ビールは酔わない酒だと思っていた馬鹿者でしたが、350mlで良い感じに酔いまして、カラスの行水でお風呂を済ますと、そのまま朝まで爆睡でした。

 果たして、前頭葉に鈍い痛み。正に8時間前、クー、キクー、っと美味さと感じていたその刺激の箇所が、今は打撲の様な嫌な痛みとなっております。


 記憶の中の快楽と現実のギャップを思い出し、ビールを飲むと頭が痛くなる確率が増えていたから、味は好きだけど、敬遠していたんだっけ。と思い出し、ビールは明るい時間に生ビールだけにしようと、いつだか言っていた自分を更に思い出し、そんなこんなを忘れてしまう程に、昨夜は体調も良く、気分も良く、超ご機嫌でいたのでした。


 たぶん、不慮の事故で逝ってしまう時って、超御機嫌気分な時なのかもしれないなぁ〜と、鈍い痛みを覚えつつ、身の程、ほどほど。と唱える休日です。