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書類棚を見ていたら、古いルーズリーフが出てきました。2017/05/21の日付がふってありました。7年前に使っていた物でした。
時間管理と英語の勉強用のノートでした。英文をとにかく書こうと思いたち、英語で日記をつけてみようと、私の英語力では高すぎるハードルを設定してしまい、挫折し、名言を書く事に方向転換した様が、見て取れました。
その書けている最終ページが、フランクリンの13の徳目で、13項目書き上げて満足してしまったのか、次に設定したアインシュタインの言葉のハードルが高かったからか、アインシュタインの「使える時間のうち9割を使って正しい質問を考え、残りの1割でそれを解く。」日本語のみ書かれていて、英文は書かれていませんでした。挫折したんでしょうね。
Use 90% of the available time to think of the correct question, and solve the remaining 10%.(エキサイト翻訳にお願いしました。)アインシュタインの言葉は見つけられませんでした。
あらためてフランクリンの13の徳目について調べてみたら、標語の様に読んで覚える物ではなくて、1週間に1項目取り組み、考察し、それを13項目で順繰りに行い、13週を1セットとし、4セットで364日となる。とても合理的な自己研鑽システムだと知りました。
フランクリン自伝は、買った記憶も本棚にあった記憶もあるのですが、キチンと読めていなかったのでしょう。もったいない事をしていました。
生涯に渡って書き続けた、自己研鑽の記録だと知り、あらためて読んでみようと思いました。その上で私流の13の徳目。少し考えてみたいと思いました。
1.節制 飽くほど食うなかれ、酔うまで飲むなかれ。
2.沈黙 自他に益なきことを語るなかれ、駄弁を弄するなかれ。
3.規律 物は全て所を決めて置くべし。仕事は全て時を定めてなすべし。
4.決断 なすべきことをなさんと決すべし、決心したことは必ず実行するべし。
5.節約 自他に益なき事に金銭を費やすなかれ。すなわち浪費するなかれ。
6.勤勉 時間を空費するなかれ。常に何か益ある事に従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
7.誠実 誤りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。
8.正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして、人に損害を及ぼすべからず。
9.中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
10.清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
11.平静 つまらぬこと、ありがちな事故、避けられない事故などに心を取り乱さないこと。
12.純潔 性効はもっぱら健康ないし子孫の為に行いこれにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、また自他の平安ないし信用を傷つけるが如きことあるべからず
13.謙譲 イエスおよびソクラテスを見習うべし。
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