これはねぇ・・当時コンビニの店長をやってたんですけど、文庫のコーナーに並んでるのを(店長特権で)深夜のワンオペ中に読み始めて止まらなくなってしまい、翌日日本橋まで車で出かけないといけなくて、どうしても読みたいので、本を開いた状態でハンドルに押し付けて読みながら運転した思い出(※危険です、真似しないように)。
今回読み直してみて・・・やっぱり面白いですねぇ!コレはホントにホラーの革命でしたね。かつてホラーの世界に革命が起こったことは何回はあるんでしょうけど、間違いなくこの「リング」の発想は世界を変えてしまうものでしたね。脱帽!天才!
奇しくも題材がウィルスでもある事ですし、何やらシンクロを感じましたね。
ウィルスは宿主を殺してしまっては増殖することは出来ないので「咳してツバを飛ばす程度」の症状で収まるのが理想のハズなんで、まあ、今回のコロナも段々と弱毒化して行くことになるんでしょうけど「リングウィルス」は続編や他メディアへと増殖する中で、どんどんつまらなくなってゆくという形でパワーが落ちていきますね、興味深い。
しかし、この第一作は本当に傑作なので万が一にも小説版を知らない人は読み放題ですし是非! 映画?ハハハ・・・(映画の前に出た深夜ドラマ版の方は結構良かった)・・・