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獣害

2024-03-05 20:36:23 | 日記
まもなく4月になり農繁期がやってくる。まあ例年のことだが、結構疲れる時期になる。具体的には畑の起耕・肥料の散布・水田の水管理・土手の草刈り作業など、いっぱいある。水田は大部分を営農組合に委託するので、除草作業や土手の草刈りくらいか。畑はまあ自家用のものだけ栽培しているが、余りは直売場に出すこともある。
 ところで、最近困っているのが獣害だ。主にイノシシ・ニホンシカ・カモシカ・タヌキ・ハクビシンなどだ。特に何年か前はイノシシに悩まされたが、トンコレラ(ブタ熱)が大流行したとき、イノシシもそれにやられて今はほとんど見なくなった。そのかわりにシカ類に悩まされる。畑の作物や水田の稲など、5年前になかったことだ。
 もちろん予防策もとっている。一つは電気牧柵(電牧)、これはイノシシ対策だ。1mくらいの杭に2~3本電線を張り数千ボルトの高圧電流を流す。これは集落の周囲に張ってある。人間の安全のために夜間だけパルス状の電流を流している。イノシシにはかなり有効で、柵の内と外では明らかに被害の違いがある。ただシカ類には効果はない。柵が低くて簡単に乗り越えられるから。もう一つは防獣ネット、2mくらいの柵にネットを張り巡らす。電牧は年中張ったままだが、ネットは農繁期が過ぎたら外して翌年の農繁期に張っている。
 今年の冬は山の中の餌が少なかったのか、例年以上にシカ類を見る。いろんなものを食べ荒らされた。出たばかりのアジサイの芽とか、びっくりしたのは、墓地に立てておいた花が食べられて棒のようなものが残っているだけとか。仕方ないので、今年はシカ用に2mくらいの杭を立てて電牧を張ろうかな。ああ金がかかる。



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