24日
昨夜見るつもりなかった開会式、やはり見てしまい夜更かしをしてしまった。
選手団の入場ではほとんどの国がマスクをしていたが、しないで行進する国があったのは今回の決まりに反し徹底されず残念。
競技場内の聖火リレーには前大会とは違った意味で感動的で見入ってしまった。
被災地の子供達・柔道野村さん女子レスリング吉田さんのペア・車いすの選手・王さんがトーチを掲げ長嶋さんを松井さんが介護しながらのゆっくりとした歩み・コロナ禍に奮闘した医師・看護師等次々とリレーされて、最後にテニスの大坂選手が聖火台に点火する演出は実に素晴らしく、歳のせいなのか涙腺が緩んでしまった。
橋本さんとバッハさんが登壇し、最初に橋本さんの挨拶を聴いていて、今大会が決まってから余りにも紆余曲折があり過ぎての開会に至った経緯を思うと感慨深かったのでは。
バッハさんも何とか開会に漕ぎつけた我が国に謝意を述べ、最後に国家元首に開会宣言を託す五輪憲章にのっとり片言の日本語で天皇陛下につないだ。
天皇陛下の開会宣言には早速ネットが反応。
五輪憲章に規定されてる文言からすれば「開会を祝し・・・」となるべきが「開会を宣言します」と述べられた。
国内はまだコロナ禍で苦しんでる最中の特異な大会に、五輪憲章の規定通り祝意を述べられなかったが、国民に寄り添った天皇のお気持ちを察するべきではと。
何はともあれ、大会が平和の祭典で終わる事を願うばかり・・・
いよいよ競技が始まった。柔道女子48㌔級と男子60㌔級を観戦、男女とも危なげなく勝ち上がりファイナル進出を果たした。初出場渡名喜選手は一瞬の隙をつかれ苦杯をなめ、高藤選手はリオに悔しさを晴らし歓喜の涙。
国技でもある柔道が大会初日に金・銀のメダルを獲得出来てその喜びは何とも言えない。