今年最後の温泉行
22日
昨夕食終えて7時には寝入っていた。夜中起きる事無く十時間超の熟睡からスッキリ目覚めた。
連日寒い氷点下・冬日の朝が続いたが、今朝は1.9度と今月6回目の暖かい朝になった。
只、予報によると今日は寒気が流れ込み夕方から深夜にかけて気温が下がり氷点下になり降雪だとか。正月目前の冬だからこのまま暖かい一日で終わる筈無いよなあと・・・
早めに昼食、肉まんをチンしてふーっふーっしながら食べた。
12時に散歩がてら駅に向かった。冷たい風が伊達でか無かったと・・・
切符を買うのも時間がかかる。身障者割引なので手帳を提示してだからいつも往復を購入している。お陰様で乗車券分は半額で済むのは助かる。
定刻に発車したのだが、南に向かうほど雪がちらつき寒そうだ。
乗り換えの小牛田駅ではぼた雪になっていた。鳴子に向かうにつれて雪は横殴りになっていた。
途中古川駅で新幹線乗継の為20分ほど停車するのだが、建物のホームの椅子に吹雪た雪が積もっていた。
こんなんじゃ鳴子は積もっているなー、歩いて直ぐだけど宿の迎車待機してるかなー?
かみさん「こんな天気だから来てるでしょう」と。
駅を出た所に宿名を掲示して待っていた。目的の宿名を見つけ乗車したラ次々に、結局8名ほど乗って宿の玄関に到着。
チェックインの担当者が一関出身者でなんか嬉しくなった。
部屋は暖房が効いており暖かかった。さっと着替えしてこの宿に固執してる近所の公衆浴場『滝の湯』に行きたいのだが、「雪が積もってるし下駄で
転んだりしたら」とかみさん心配を。
でも腹を決めて下駄に履き替えこうもり傘を借りて、足元を注意して向かった。
横殴りの雪に傘など意味無いみたい。何とか滝の湯に到着したのは良いのだが、下駄にまつわり付いた雪が取れず暫く雪を落とすのに手間かかった。
脱衣場に入ったら硫黄の匂いと熱気が。換気の為天窓開けてるので雪が舞い込み裸体に降りかかりヒャッコイの何の!
冷え切った体を『ヌル湯』に沈め暫し眼をつむり、今年最後の入湯を楽しみ・・・
頃合いを見て『熱湯』に移動、ここで10分目指したが我慢出来ず、5分で湯船のへりに腰かけた。体の火照りが天窓から吹き込み舞い落ちる雪の心地よい事、冬でなければ味わえない。
その後又浴槽に、5分してガバッと上がた。
着替えして滝の湯を出て道路に。
4・5㌢積もっており下駄が埋もれそう。歩くのに注意しながらなんとか宿に着いたが玄関の内側で滑りそうになったが何とか堪えて転ばずに済んだ。
部屋に戻り、先ずは一杯とプシュッと。湯上りのビールの旨い事。今日の水分摂取量上限なので夕食では飲めない様だ。
温泉での楽しみはお風呂と食事だ。
夕食時間になり会場に向かった。これと言ったものは無いが眼が欲する物を少しずつ取り分け、食べておいしく感じたらお代わりを。
揚げ物類は今回すべてパスした。
お代わりしたのは家では全く食卓に上がらない(かみさんがもつ嫌い)『もつ鍋』で野菜と豆腐とスープが旨かった。
最近あまり食べなくなったが、デザートを見に行った時ビーフカレーの香りに引き寄せられ、ご飯茶碗にちょこっとひとめぼれをよそいるーをかけ福神漬けを載せて食べたら満足。
最後にアイスクリームにイチゴジャムをトッピングして食べて、ご馳走様でした。
部屋に戻り宿の風呂に入った。この時間は殆どが食堂に行ってるのであまり混んでいないのでのんびりできる。
宿名にちなんだ『大桝』が浴場の真ん中に鎮座し天井から源泉が落ちてきてオーバーフローしたのが大浴場に入る仕組みになっている。かすかに硫黄の匂いがして、紛れもなく温泉と感じる。
今夜は温泉宿でゆっくり寝る事に
明日になると女性になり、男性は眺望の良い露天の方になる。
3時間ほど熟睡しはっと目覚めたら、かみさんまだテレビを見ていた。
寝汗をかいたので深夜の大浴場に行ったら先客2名ほど。
ガラス越しに外を見たら、何と十数センチも積もっていて、流石スキー場の麓だけある。
湯温が結構高い。例の大桝に手を入れたら暑いのなんの。オーバーフローする所でも結構熱い。
上がって部屋に戻ったら、かみさん「喉が渇いた。スカッとしたの飲みたい』と自販機に買いに。
私もビール呑みたいと思い館内の自販機ある所三か所見て回ったが、何故かアルコール類は入ってなかった。
ロビー売店にはアルコール類置いてるが閉店してるし・・・
かみさん、コカ・コーラを買ってきて1杯分けて貰い、炭酸飲んだ後の返しでスッキリした、又布団によこになった。
23日
日付が代わって2時過ぎにトイレに起きた後なかなか寝付かれず、ブログ原稿入力したら眠くなるのではと。
30分もしないで眠気が・・・
5時から大浴場が開き、眺望の良い露天に・・・
この宿、例の滝の湯に近いのと、特徴ある大浴場に入れる事が私の推しだ。
4時45分目覚めて、いざ大浴場に。
誰もいない脱衣場、ボックス1番に脱いだ浴衣などを入れて浴場に。
湯気がもうもう半端ない。掛湯をして湯船に身を沈めたら意外と熱い。湯船から溢れたお湯がザーッと流れる音に満足感が。髭を剃ったり体を洗ったり湯船に入ったりを繰り返し。
最後は雪が舞う露天風呂に移動。時折突風に屋根などの積もった雪が湯気に当たって落ちてくる。肩から下は暖まっているが、禿げた頭と顔にこまかい雪と言うか水滴が当たりヒヤッとして心地よい。冬の露天はこれが醍醐味だ。
10分ほど雪見露天風呂を堪能しのぼせ気味になって脱衣場に。
部屋に戻る時、冷たい飲み物を買ったのは言うまでもない。本当はビールを欲してるのだが・・・
アンケートに自販機にアルコール類を入れるか、アルコール専用の自販機を設置したらと書いておいた。
十数センチは積もったみたいで、向かいの宿ではブルトーザで除雪をしていた。
部屋に戻りここまでの所を入力して布団に横になった。
7時過ぎハッと目覚め朝食会場に。
風呂と食べる事だけが楽しみの温泉なのだが、透析患者なので体重コントロールを気にしないと。
でも若干お余裕ありそうなのでご飯普通盛りにおかずを少量多品種で、汁物は取らず最後にお茶を。
食べ終え帰る前に宿の露天風呂にするか熱湯の滝の湯にするか迷ったが、今年最後の温泉に来たんだから両方に行っちゃえと。
外は雪が降っており、昨日下駄で大変な思いしたので靴に履き替え傘をさして滝の湯に。先客二人と入れ替えに脱衣場に入ったら私だけ。初めての事で、滝の湯独り占めを達成。
宿に戻って、露天風呂に向かった。この時間のんびり湯に入ってる客はそんなにいない。露天風呂は無人で上がるまで来なかったので露天も独り占め達成。
一時間で二か所、脱いだり着たり、コント番組ではないが「あんたもすきだねー」と笑われそう・・・
10時少し前宿の車で駅に送って貰い10時8分発で古川に。古川から新幹線で一関に。家に11時半過ぎに帰着。
何時も帰りは新幹線利用してるのだが、自由席一人千円でなんか旅行した気分に浸れるのもいいのでは。
今年最後の一泊二日24時間の温泉行、冷え切った家に戻って無事終了。