3日・4日
やはり温泉行が気になっていたのか、曇天の早朝目覚めた。
持参する物をまとめて一箇所に起き忘れた物無いかチェックしてリュックに詰め込み終え朝食。
朝食を済ませ自室にこもって録画を見たりして過ごし、かみさんは洗濯を済ませ買物に出かけた。
帰宅して昼食を済ませ、駅まで散歩がてら歩いて向かった。
冷たい北風は冬を実感、一瞬、タクシーだったかなーと・・・
今回は在来線で小牛田経由鳴子温泉駅まで乗り換え時間含みで2時間半の鈍行旅。
途中古川駅(新幹線停車駅)で待ち合わせ20分が一寸長いなあ・・・
温泉駅を出た所に各宿の人が宿名を書いたプラカードを掲げて出迎えてた。
泊まる宿の人に名前を告げたらワゴン車に案内され宿まで。
歩いてもいい位の所だが小雨だったので助かった。
チェックインしたら、サービスで6畳予約から10畳の角部屋にグレードアップしてくれた。
着替えて大浴場に一目散、先ずは一回目露天に体を沈めた。
川向こうの山の地肌は雪化粧、考えればここは奥羽山脈の懐だもの雪が多い訳だ。
あがって部屋に戻り、宿の近くの熱湯で有名な公衆浴場に『はしご湯』と決めこんだ。
下駄に履き替えカランコロンと30mほど緩い坂を歩いて到着。
何度か来てるが今日は盛況で混んでいて上がる人が出てから入場とかで3番目で暫く待機。
15分ほど待って入場、いつもは熱くて掛湯してからぬるい浴槽で慣らしてから熱い方にだが、今日はいきなり熱い方に入ったがいつもよりぬるかったのは外気が低いからなのか?
かなり長湯しのぼせ気味であがった。
宿までの帰り道、冷たい空気が実に心地良かった。
夕食の時間になり会場に。バイキングなので食べ過ぎに要注意。
客の殆どはカニをたべていたが、かみさんはいらないと。
私も面倒だしと敬遠気味、でもと脚2本に戯れて。
ビールをジョッキ1杯、目移りするごちそうから4・5品とセリ鍋をビールのつまみに。
「あまり食べないね」とかみさんが怪訝そう。
〆前にそばをお椀に取り、てんぷらコーナーの海老としし唐・かぼちゃの揚げたてを貰いおわんにのせて熱い出汁をかけて『特製天そば』を。
〆は小皿にご飯二口ほどにカレーをかけてラッキョウと福神漬けで『具無しカレーライス』
デザートは抹茶ソフトでブルっと
後は寝るだけとばかりに入浴3回目
体重計に乗っかったら65.4㌔、最初の入浴から1.3㌔増えていた。火曜日が恐ろしや!
無人の湯船につかり・・・ウトウト・・・
天井から冷たい水滴が坊主頭にポタリと・・・
いい湯だなあ・・・
翌朝は浴場が前日と入れ替えになり、見晴らしの良い露天風呂がある方だ
長湯してから伸びたひげをそってさっぱりとして
夕べあんなに食べたのに空腹感が。俺の胃袋どうなってるの・・・
さっき体重計見たら65.2㌔・・・さあ大変だ―
明日の除水設定値に後悔するのが脳裏をかすめ・・・
朝食の時間になって、控えめにしようと思いながら、並んでるごちそうに魅かれて食べちゃいました。
食べ終えて部屋に戻り、早朝の入浴では暗闇だったので露天に入らなかったのが心残りに。
時間はあるしとタオルを片手に浴場に。裸になって露天に直行。
露天の温度は熱め、しかも流れ込む加湯がかなり熱めで、かき回しながらの湯あみ出来るなんて、今まで一度もなかったのでいい時に巡り合った。
最後に大満足したが、体重65.9㌔もあった。
この宿、鳴子温泉街のど真ん中にあり、大きな宿の中の古くてこじんまりした宿が大江戸温泉に代わって繁盛してるみたい。
取り立ててこれだと言うものは無いのだが何故だろうか、大江戸温泉に代わった直後から3年余り通い詰めて、私にとっては『いい湯だな―』なのだ。
帰りの列車に揺られ古川から新幹線に乗継ぎ11時半一関に到着。
いい天気で散歩にもってこいの暖かさ、駅から家まで登坂だけど歩いて12時前帰宅。
ジャスト24時間の温泉行、無事に終えた。
来年2月、かみさんの誕生月なのでまた行こうと。