Diaryおおさかりばー

▽精神不調おっさんの日常△

シンパシー ※再掲載

2007-04-16 23:55:00 | テレビっていいね
NHKドラマ「ハゲタカ」見ました。

ストーリーの外枠は、株式会社をめぐる外資系ファンドと日本の銀行の攻防の話。
松田龍平がいい感じです。
あまり表情豊かに見えないのに、しゃべらなくても
映画「長州ファイブ」のときとは全然ちがう印象を受けました。

松田龍平演じるIT企業社長・西野、
ホワイトナイト役を名乗りでて買収先の社長に挨拶した場面。
「わたしのバイブルです」と言って、
相手企業の会長著書を軽々しくテーブルにポンと置く振舞い。
(しかもそれが新品だと一目で見てとれる。)

それとは対象的に、中国の電機メーカー社長。
「私の宝物です」と、懐からボロボロになった本を取り出し、
「会長にようやく恩返しができるかもしれない」

気持ちの伴っていない西野の行動の軽さが見える対象的な人物演出でした。

そんな西野から揺さぶりをかけられる電機メーカー社長。
「一箇所堤防が崩れればたちまちダムは決壊しますよ」と
重役を説得して西野と業務提携しようとしている社長自身が、
自覚なくダムを崩している張本人でした。

見たまま聞いたままでしか判断しない、相手の行動の真意を読み取れない。
そういう人に限って、自分の保身を考えてしまっているもんなんですかね。
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