鎖骨粉砕骨折

皆さんいかがお過ごしですか？

コロナ禍、感染者の急激な増加、ホント心配ですね。

 

さて、私もしばらく動画撮影も行けていないのですが、

７月の中旬の土曜日午前中に、ちょっとレクレーション的な運動をしていて、前のめりになり、足がよろけて右肩から地面に落ちてしまいました。

打撲かなと思いつつ、鈍痛があったので念のため医者にでも行って診てもらってシップでももらっておくかと思い、土曜日の午後に診察をしている整形外科なんてあるのかな？と思いながら探して受診し、レントゲンを撮ったところ、お医者さんに

「粉砕してますよ。CTも撮りましょう。」

「え゛～～～、うそでしょう…」　　　絶句

CTの画像も見せてもらい、三等分に骨折した鎖骨の真ん中の骨が粉砕…。

でも今のCGってすごいですよね。

粉砕している鎖骨の画像が、手術をするとこう治りますよと、治った画像を立体的に見せてくれました。

 

でもなぁ～、職場に迷惑かけるなぁ～、長期入院とかになったらどうしようとか…、

もうザック背負って山には行けない身体になってしまうのか…とか、

脳みそがパニックに…はなりませんけど、いろいろ頭をよぎりました。

 

 

お医者さんが、

「週明け入院、翌日手術、その週末に退院できますよ。粉砕した真ん中の骨を寄せ集めて、両側の鎖骨で挟んでボルトで固定して、大丈夫ですよ。あとはリハビリですね。」

私は、

「はぁ、そうですか…。わかりました。」

としか言えません。

かみさんに話したらなんて言うかなぁ～。

 

「手術の説明しますね。」

・・・

一通り説明を聞いて

「わかりました。」

（何がわかったのだろう。今まで病気らしい病気をしたことがなかったので、何を聞いたらよいのか？こういう経験がないからホントわからないです。）

これまで30年以上払ってきた生命保険を初めて使うことになり、少し得したような気分というかなんちゅうか？

 

で、私、

「固定とかしないんですか？」

「来週早々に手術だから固定しても仕方ないので、あまり動かさないように三角巾で吊っておきましょう。」

「シップとかは？」

「しなくていいよ。氷で冷やしておいてください。痛かったら、ロキソニン出すので飲んでください。」

「はい。」

（心の中で：骨折してもそういうもんなのか…。）

正直、この時は、骨折をしたという実感がなかったです。

骨折って痛くてのた打ち回るようなイメージを持っていたので、拍子抜け。

 

とにかく入院するので、持ち込むために買い揃えなくてなならないものとか、結構大変です。

腕が上にあがらないので、Tシャツはだめだし、前空きのパジャマとか下着とか

かみさんに付き添ってもらって買いに行きました。

 

で、土日は、三角巾で腕を吊っていたとはいえ、普通に過ごせました。

鎖骨骨折ってあまり痛くはないんでしょうか？

私がラッキーだったのかな。

 

４連休にうまく絡んでの入院と手術だったので、休暇もほとんど使わずに済みました。

 

手術後の診察で、チタン合金のプレートが骨の添え木的な役割をして、7本のボルトが骨を貫通して固定しているレントゲン画像を見せてもらいました。

１年くらい経過したらチタン合金プレートを取る手術をするか相談しましょうとのこと。

若くないからそのまま入れておくというのもありだとか。

ザック背負って山に行くくらいは十分に回復するとのことで安心しました。

 

正直、チタンプレートを取る手術はしたくないです。

あの、術後の麻酔の切れた痛みといったら、次は耐えられないかもしれません。

（痛さを知らないから耐えましたけど）

 

しかし、ロキソニンの威力は凄いです。

術後、麻酔が完全に切れた夜９時に痛み止めの点滴１回。２時間しか持ちませんでした。看護師さんから４時間開けないと次の筋肉注射は打てないといわれていたので、夜中１時半に痛み止めの筋肉注射を打ってもらいました。これも明け方４時には切れてしまって、キリキリ、ジリジリ、傷口とその周辺の痛みと腫れで、ほとんど一晩中寝られませんでした。

看護師さんから、筋肉注射の痛み止めの後は、ロキソニンしかありませんといわれていたので、6時解禁まで待ってロキソニンを飲みました。正直、点滴や筋肉注射でもあれだけの痛みを数時間しか和らげられなかったのに、ロキソニン効くんかなと思いましたが、飲んで10分くらいで和らいだ後は、その後痛みが来ることはありませんでした。もちろん、６～８時間ごとにロキソニンを服薬しました。

恐るべしロキソニンです。

 

さて、今は元気です。

 

動きたくてウズウズしてますが、大人しくしてます。