とちぎの風景 美しきダイヤモンドダスト 奥日光金精峠 2021 4K
令和3年12月19日
昨日までの寒波がさり、朝から晴れ渡る予報だったので、ダイヤモンドダストが見られるか?、戦場ヶ原の霜のキラキラでも撮れるかな?、と思い、土曜の夜から中禅寺湖で車中泊しました。 いや〜明け方の中禅寺湖畔は、−10℃で車の中もガッチガチに凍ってました。寒くて何回も目を覚まして、結局5時までウトウトして、車で暖を取り、まずは、戦場ヶ原へ向かいました。
車の外気温計は−9℃、戦場ヶ原も−10℃だったので、夜中風があって放射冷却が起きなかったようでした。薄暗い中、戦場ヶ原の木々にも霜が付いてなかったので、夜半の風の影響で、戦場ヶ原でダイヤモンドダストを狙っても、冷え込みと太陽の陽が射す方向に男体山があるので、難しいと判断しました。
とりあえず、金精道路へ行ってみると、昨日夜はスタッドレスタイヤでも登れなかったんですが、今朝は、夜中の除雪と融雪剤のおかげでトンネルまで行けました。まだ暗い中、菅沼まで行って引き返し、金精トンネルの栃木県側でダイヤモンドダストに期待してみました。気温は−13℃位だったので、少し冷え込みが少ないかなと思いましたが、前日まで雪だったのである程度の湿り気があるし、上空は少し雲が流れてはいたものの、晴れているので日の出直前まで冷え込みそうだし、期待して待つことにしました。
金精トンネルのすぐのところで、日の出の方向を調べると、ちょうど男体山の山頂付近から太陽が登るようでした。 そんなに風はなくて、でも寒かったです。 風があるとダイヤモンドダストは見られないので、快晴無風がホントはベストなんですけど、多少の風はやむなしです。 日の出は過ぎているものの、男体山が壁になって中々太陽が顔を出してくれませんでした。それでもじ〜っと待っていると、陽が差した瞬間、お〜って叫んでしまいました。 私独り占めの景色とダイヤモンドダストです。 最後に、ダイヤモンド男体とダイヤモンド湯ノ湖があります。男体山山頂の太陽の光が湯ノ湖に反射してちょうど私のところに来るという、自然からのご褒美をいただきました。 最後まで見ていただけると嬉しいです。
空中でできらめく光の粒、宇津田姫が纏う衣もこんなかな、と思いながら見とれました。
ラストシーンの男体山と湯ノ湖からのダイヤモンド、まさにご褒美の上乗せですね。
寒かったのですが粘ってよかったです。
ダイヤモンド男体とダイヤモンド湯ノ湖はホントに、幸運だど思います。
金精道路もいよいよ冬季閉鎖になります。
ダイヤモンドダストを撮影にまた行きたいと思います。