よっしーのやまにっき Vol2

まだまだ行きたい山がある・・・

公式の本州最低気温 菅平−29.2℃

2023-01-03 15:01:01 | 語り
本州でアメダスの設置されている場所の公式最低気温は、
菅平の−29.2℃です。
2012年2月19日です。
アメダスの設置してある標高は、1253mです。

私は、菅平は通過したことしかありません。
長野からの帰り道、中野市から菅平経由、鳥居峠、群馬県嬬恋村田代、沼田、日光と下道で帰ってきます。

菅平は、東側に四阿山(2354m)・根子岳があります。
(まだ登ったことがありません。)
四阿山の斜面は、もの凄いなだらかな傾斜面で、
日光の中禅寺湖や戦場ヶ原から見上げる男体山のような急さはありません。

菅平は、夏はラグビーやサッカーの合宿で、冬はスキーで有名です。
派手さのない民宿や旅館、高原野菜を栽培している農家があり、盆地と傾斜地にひとつの集落のような街を形成していて、小学校と中学校があります。
その学校のそばに、アメダスが設置されていて、一度見に行ったことがあります。

菅平は、四阿山以外は、1500m位の山々に囲まれている盆地で、山の傾斜に道路があり、1250〜1350m辺りの標高に民宿や旅館、民家、高原野菜の農地があります。
盆地の底にあたるのが、アメダスの設置してあるあたりかと思います。
たしかに冷気が溜まって冷え込みそうな場所です。

菅平の盆地の底は、幅は南北7〜800m、東西は2km位ある感じだったような…。
西の方は寂しそうな感じのところだったような。

でも、盆地の底が狭い分だけ、冷気も溜まりやすく冷気の密度も濃く冷え込むのかな?なんて思います。

奥日光戦場ヶ原のような広さはありません。

菅平も盆地の西側の山と山の間からと、南側の上田方面への道の2箇所が冷気が抜けそうな場所がありました。
戦場ヶ原でいえば、湯川から竜頭の滝のような冷気の逃げ場所です。

戦場ヶ原にはアメダスは設置されていませんが、前にレポで書いたように、
宇都宮大学農学部戦場ヶ原演習林の観測記録には、
1995年12月28日に、−29.3℃が記録されています。

その戦場ヶ原も原の南側の竜頭の滝に近い方の、赤沼付近の方が、原の北側の光徳牧場入口よりも冷え込みが強いような気がします。
冷え込んだ戦場ヶ原を車載温度計で計ると、赤沼付近が下がるんですよね。
光徳入口の方が、少し標高が高いからなんでしょうかね?
冷気は重い空気なので、低い方へ流れるんでしょうか?


とまあ、こんな話にお付き合いいただきありがとうございます。
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