「週刊東洋経済」1月17日特大号は「仕事力」劇的アップ勉強法として各界から選んだ著名29名の勉強法についての特集が組まれています。
それぞれの人がそれぞれの推薦をしているのですが、その中に「3分でわかる自己啓発の王道」と題し、ルーツを知れば、新しい発見があるとして「人間関係の大家」-デール・カーネギーと「成功哲学の大家」-ナポレオン・ヒルが紹介されています。
「2008年のリーマンショック以降、ビジネスのパラダイムは大きく転換し、ビジネスパーソンは個人の実力をいっそう問われる時代になった。ビジネス書のベストセラーは、勉強法、目標達成術、人心掌握術をはじめ、自己啓発関連書籍で占められるようになった。続々と出てくる新刊書も魅力だが、100年近く生き残ってきた古典は、さすがに深みがある。自己啓発書のベースを形作った先達は大勢いるが、日本で圧倒的な知名度を誇るのは何といっても、デール・カーネギーの「人を動かす」とナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」だろう。
自己啓発に取り組もうとする人は、まずは、この2冊を押さえたい」(本文より)
こう本文に紹介されるように、昨今多くのビジネス書が刊行されていますが、読めば読むほど、それぞれの著者の言っている事が多岐にわたり、どれを信じて、どれを実践するのか、どれを選ぶべきなのか、ということに関して途方にくれることになるのではないでしょうか。
結局、どれも参考止まりで終わってしまい、実践に移すにはほど遠いものになったりしてしまいます。
同じような経験をしてきた私といたしましては、そうであるならば、徹底してこの2冊を熟読し、繰り返し読み直し、理解を深め、実践してみることの方が、1000冊の本を参考にする事に勝ると確信しています。
(事実私も2000冊以上こうした本を読んできました。遠回りしたものです)
なぜなら、ここに述べられていることは、古今東西変わることのない不変の原則が示されているからなのです。
そこには、「笑顔を忘れない」「まず誉める」「聞き手にまわる」「名前を覚える」「目標を明確にする」「プラスアルファの行動をする」「積極的に考える」
等々当たり前、すでに知っていますという事ばかりです。
しかし、要はそれをできるレベル、やれているレベルへと高められているかということが最も重要でしょう。
そこが当社の一番主張したいところです。
こうした原則をトレーニングやコーチングを通して、体得をしていくということが、これからは必要でしょう。
人間として重要な力は
①成果を創る力
②人とうまくやっていく力
です。
これらは究極でいうなら①は創造力に通じ、②は愛に通じるでしょう。
まさに人として授かった大事な力です。
企業においても、この2つの力は普遍でしょう。
この度の金融危機は、こうした原則を踏み外したからに他なりません。
「原則中心主義」
言葉は知っていても、実践がいかに難しいかを物語っています。
原則を身につけること。
それらは、「ヒューマン・コンピテンシー・トレーニング」や、「デール・カーネギー・トレーニング」を通して身につけていくことが可能です。
Human Unity LLC/ヒューマン・ユニティ合同会社
代表 網中 達也
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