◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

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2014-08-30 20:00:04 | ゴルフクラブ


正直 弊社の「L型ブリストルパター」は飛びます。
空を飛ぶって意味じゃないですけど…

これって 実は絶大な安定度を作れるんです。
何故かって?
ストロークを小さく、遅く出来るからです。

d4a3aa3c

よく 弊社では、アプローチに
ウエッヂじゃなくて、8番とか9番を使おう!って言う
最大のメリットはストロークを小さく遅く出来るから です。
40ヤードをウエッヂで打つのには
そこそこ振らなければ、場合によっては
フルスケールのスイングにしなければなりませんが
使えるのであれば 7番なら
その半分以下のスイング、スピードで十分届きます。
スイングやストロークを遅く出来る
遅くしても届く と言うのは、安定させるための
絶対条件になります。

このパターで打つ ボールの転がりは非常に独特 です。
ゆっくりなスピードに感じると思います。
ゆっくり転がっても、遠くまで転がります。
とても自然な感じ です。

使い始めは 止まり際の伸び を感じてしまうかも
しれませんが、3ラウンド程すれば 慣れてしまうと
思います。
それは伸びているのではなく、今までのパターだと
減速しているから、そう感じるだけです。

ゆっくり、だけど遠くまで転がる
というのは、飛ぶパターだと 怖そうに感じますが
実は下りのパッティングや高速グリーンで
非常に真価を発揮します。

749d4652

そうですね
ちょっとだけ慣れて貰わなければならないのは
非常に直進性が強い というコトです。
余程、ポテトチップの様なグリーンとか
真横からのパットでない限り
ワンピン…3m位のパッティングは
カップを外して、狙う必要は無いかも知れません。

同じライン、通い慣れたグリーンであっても
今までの半分程度の曲り で良いかと思います。

曲線でなく、より直線で狙える というのが
より距離感を掴みやすくさせるのだと思います。

カップまでの見た目通りの距離 を打てば
良いので、余計な道のりを計算しなくて良いのです。

a08683cdストロークのコツ ですが
この構えた時の陰影通り
動かしてください。
ここで引いた線はアバウトですが
動かす方向の陰影の方向に移動させる。
その時、パターヘッドを動かす のではなく
シャフトをスライドさせる というか動かす というコトです。

移動させる方向をイメージさせる
パターに限りませんが、クラブヘッドの
形状、見た目の最大の機能です。
ここにデザイナーの能力が発揮される のでしょうね。
パターだけではありませんが、ヘッドは回転させて
つかうものでは「決して」ありません。
その陰影の方向に、その姿勢のまま スライドさせることが
ポイントになります。
ちょっと 極端な言い方ではありますが、
テークバックは右ひじを曲げます。
肘が曲がる というコトは腕が短くなる
というコトなので、クラブヘッドは自分に近づいてきます。
腕を伸ばしていくことによって、パターが離れていく。。。

ボールの手前側から、外側に
意図的にフック回転を掛けるような そんなイメージです。
・・・あまり極端だといけませんが。。。

平面上で言えば、パターフェースは ずっと
同じような方向を向いたまま そんな感じです。

そう これも憶えておいて欲しいですが
人間が動かせるのは グリップ だけです。
ヘッドはその結果、動くに過ぎません。
グリップとヘッド
必ず同じ運動量、同じ方向に動かす
そんなイメージは非常に大切だと思います。
 ショットも同じです。



この「L型ブリストルパター」は
背面に キャビティの様な削り込みが入っています。
打った後に、そのキャビティ部分が見えるように
ボールの上っ面をフェース面でなでていくような
そんなイメージを持って欲しい と言うデザインです。


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2014-08-30 20:00:04 | ゴルフクラブ


正直 弊社の「L型ブリストルパター」は飛びます。
空を飛ぶって意味じゃないですけど…

これって 実は絶大な安定度を作れるんです。
何故かって?
ストロークを小さく、遅く出来るからです。

d4a3aa3c

よく 弊社では、アプローチに
ウエッヂじゃなくて、8番とか9番を使おう!って言う
最大のメリットはストロークを小さく遅く出来るから です。
40ヤードをウエッヂで打つのには
そこそこ振らなければ、場合によっては
フルスケールのスイングにしなければなりませんが
使えるのであれば 7番なら
その半分以下のスイング、スピードで十分届きます。
スイングやストロークを遅く出来る
遅くしても届く と言うのは、安定させるための
絶対条件になります。

このパターで打つ ボールの転がりは非常に独特 です。
ゆっくりなスピードに感じると思います。
ゆっくり転がっても、遠くまで転がります。
とても自然な感じ です。

使い始めは 止まり際の伸び を感じてしまうかも
しれませんが、3ラウンド程すれば 慣れてしまうと
思います。
それは伸びているのではなく、今までのパターだと
減速しているから、そう感じるだけです。

ゆっくり、だけど遠くまで転がる
というのは、飛ぶパターだと 怖そうに感じますが
実は下りのパッティングや高速グリーンで
非常に真価を発揮します。

749d4652

そうですね
ちょっとだけ慣れて貰わなければならないのは
非常に直進性が強い というコトです。
余程、ポテトチップの様なグリーンとか
真横からのパットでない限り
ワンピン…3m位のパッティングは
カップを外して、狙う必要は無いかも知れません。

同じライン、通い慣れたグリーンであっても
今までの半分程度の曲り で良いかと思います。

曲線でなく、より直線で狙える というのが
より距離感を掴みやすくさせるのだと思います。

カップまでの見た目通りの距離 を打てば
良いので、余計な道のりを計算しなくて良いのです。

a08683cdストロークのコツ ですが
この構えた時の陰影通り
動かしてください。
ここで引いた線はアバウトですが
動かす方向の陰影の方向に移動させる。
その時、パターヘッドを動かす のではなく
シャフトをスライドさせる というか動かす というコトです。

移動させる方向をイメージさせる
パターに限りませんが、クラブヘッドの
形状、見た目の最大の機能です。
ここにデザイナーの能力が発揮される のでしょうね。
パターだけではありませんが、ヘッドは回転させて
つかうものでは「決して」ありません。
その陰影の方向に、その姿勢のまま スライドさせることが
ポイントになります。
ちょっと 極端な言い方ではありますが、
テークバックは右ひじを曲げます。
肘が曲がる というコトは腕が短くなる
というコトなので、クラブヘッドは自分に近づいてきます。
腕を伸ばしていくことによって、パターが離れていく。。。

ボールの手前側から、外側に
意図的にフック回転を掛けるような そんなイメージです。
・・・あまり極端だといけませんが。。。

平面上で言えば、パターフェースは ずっと
同じような方向を向いたまま そんな感じです。

そう これも憶えておいて欲しいですが
人間が動かせるのは グリップ だけです。
ヘッドはその結果、動くに過ぎません。
グリップとヘッド
必ず同じ運動量、同じ方向に動かす
そんなイメージは非常に大切だと思います。
 ショットも同じです。



この「L型ブリストルパター」は
背面に キャビティの様な削り込みが入っています。
打った後に、そのキャビティ部分が見えるように
ボールの上っ面をフェース面でなでていくような
そんなイメージを持って欲しい と言うデザインです。


ゴルフクラブ◆ゴルフクラブのカタログの不思議

2014-08-30 19:57:18 | ゴルフクラブ

雑談の領域なんですけれど、
毎年春先になると各メーカーから
今年に発売されるゴルフクラブも含めたゴルフ用品の
カタログが出されますよね。

一応、私も業界人ですから 一通り目を通します。

スナップショット 1 (2014-08-28 16-06)

そうですね、15年くらい前からでしょうか…
とても不思議に思っていることがあるのです。
一度メーカーに問い合わせをしたこともあります。

それは何かと言うと、
そのカタログ、メーカー問わず、殆どのカタログに
冒頭、かなりページを割いて、重心距離や慣性モーメント
ライ角度やロフト角度などについて
それぞれがどういうものであるのか説明をしてくれています。

それはそれで親切なことだと思います。

まあ、内容については
ちょっと首をかしげたくなるような部分や
各メーカー共に まるでどこかから切り取ってきたように
ほぼ同じ内容、文面なのも ?? ですが、
一番気になるのはですよ
重心位置や重心高、慣性モーメントなどの説明があるのに
いざ、自社のクラブ、機種にその数値が明記されていないのです。

5cd72f36028c2f578c994ebcd97f91a7

ロフトやクラブの長さと併記して
さも、役割があるように書いてあるにも関わらず
ここの機種のページには一切触れられていないのです。

これがもし車のカタログであったら
重心位置などはクラブで言うところの
エンジンスペックや車の回転半径に匹敵するほどの
ものですから、それが各機種に明示されていないなんて
ことはありえないと思うのです。

そこで、ある時、メーカーに直に問い合わせしてみました。
受付のお姉さま?オペレーターのお嬢様は
重心距離と言う言葉にもピンと来ていなかったようで
すぐに担当者に回されました。
「そうですね…。検討させてください。」
というお決まりの回答を頂き、問い合わせは終わりました。

・・・そのメーカーの次の年のカタログも
何も変わっていませんでしたけどね・・・


ま、と言うことで しばらくは
わたしがスペックの読み解き方 みたいなものを
書いていきたいと思います。


余談の余談になっちゃいますけど、
どうも ゴルフのカタログというのは
クラブの使い方、フェースターンをすることを前提に
説明が続けられています。
例えば、重心距離に関しての説明もそうですねぇ…
本来のクラブの配給側というのは
当然、それを利用してゴルフを楽しむゴルファーに
「より良いクラブを!」 なのですが、それだけでなく
ちゃんとしたゴルフのクラブの使い方、
正しい使い方っていうのをうっすらであっても
誘導していくべきだと思います。
正しく使った時にご褒美が無ければいけないと思うのです。
確かにミスへの寛容性は重要ですけれど
間違った使い方を許容するのはさすがにどうかと。。。
間違った使い方の方に誘導する性格の方が
年々強くなっているように感じます。

ゴルフクラブ◆重心位置の摩訶不思議な謎

2014-08-28 20:00:52 | ゴルフクラブ
多くのカタログには共通して
このように書かれています。  例えば
 重心深度…深い程 スウィートエリアが広くなる
基本的には スウィートエリア と言う言葉自体
なんだか 曖昧な表現で よく分らない。
どこか 特定の場所を指している訳だけれど
トンカチで考えると
釘の刺さっているベクトルと同じ方向に
ハンマーヘッドが動いていれば 釘は刺さっていく
その上で 真ん中に近いトコロの方が良いのかも
知れないけれど 釘を打つ コトが目的で
真ん中に当てるコトは 補助的なコトでしかない
真ん中で打っても 釘とは全く異なるベクトルに
ハンマーヘッドが動いていれば 釘は曲がり
刺さらない

furiko

この振り子の先にハンマーヘッドがあり
ボールを飛ばす方向に 釘を打つ
とすると 当たりどころ によっては
釘は刺さらず 曲がってしまう。
ボールを飛ばすであろう 方向と
似た方向・ベクトルにハンマーヘッドが
動いていれば どこに当たっても
釘を打つコトが出来る。

上記の 重心深度は
重量の中心点とシャフトやクラブが
遠心力線上で直線になろう とする働き
から 深い程 ロフトが付くように
フェース面が前に出るので
ミスに寛容になるだけで あって
ヘッド重量、そしてシャフトの柔らかさ
が無ければ 重心深度の意味はなさない。
硬いシャフトで その形を動かないような
モノであれば 重心が深い程 クラブは
右に残りたがり その結果
ロフトが開くだけでなく フェースも
右を向きやすくなってしまうので
重心の深いヘッド&硬いシャフトの
組み合わせでは 一般的に思われている
重心が深い ≠ やさしい
ではなく 魔反対の
飛ばない 上がる スライスしやすい
右に行き易い ドライバーであれば
典型的な 打ちにくいドライバーになって
しまう
20090801 2009_09_02_15_09_49-62フレームショット

少し前に流行っていた慣性モーメントの
理念も同じで 昔にも書いたけれど
ヘッドの慣性モーメントは
重量の中心点を軸に
ヘッドがどの位 回り難いか
を数値で表している訳で
ヘッドの重心点が軸にならない限り
ナンノ意味も示さないばかりか
ある部分 振り難さのバロメーターに
なってしまうのだが・・・
シャフト・クラブ軸と重心が
直線状になる というコトが原則に
考えられている 慣性モーメント・・・

そして 重心距離に関しては
長いと安定するけれど 開きやすい
短いとフェースが返り安く、操作性に富む
と言う書き方だけれど
この表現のニュアンスでは
シャフト軸が 軸点となっており
ヘッドが L字型のズレタままを
維持している

慣性モーメントを正しく利用すれば
上に書いてある重心距離の説明は
嘘になってしまうし
クラブ使用中にL型形状を維持したままでは
今度は 慣性モーメントの説明は
デタラメになってしまう。

これを 一般のユーザーは
何と感じているのだろうか・・・


「軽いヘッド、硬いシャフトがゴルフを滅ぼす・・・」

2014-02-22 14:39:35 | ゴルフクラブ

http://livedoor.blogcms.jp/blog/hbs/article/edit?id=1848364

http://livedoor.blogcms.jp/blog/hbs/article/edit?id=1848369

「軽いヘッド、硬いシャフトがゴルフを滅ぼす・・・」

昨日、一昨日からの続きになりますけど
この問題 意外に深刻なんです。
ゴルフ人口は 15年前2000万人近く居たのに
今では 700万人を切っています。
特に若年層のゴルフ離れは顕著。。
景気や雇用問題との関係も勿論ありますけれど
若い方の 「娯楽」のニーズは変わって来ています。

今の市販ゴルフクラブほど 
上達には身体能力、そして練習頻度が要求されます。
本来、ゴルフは社交的な要素が強く
オリジナルでは ネクタイ、ドレスがゴルフの正装でした。
それが アスリートという言葉が横行して以来
運動性能に自信の無い方にとっては
かなり厳しいものになってしまいました。

良い悪いの問題ではありませんが
50歳を超えるような世代にとっては
スポーツはうまく行かなくて当然、うまく行くのには
ある程度の練習が必要 と
下手な時期も普通に過ごせますが
若い世代はそうは行きません。
昔に比べ、もっと娯楽が多様化し
スポーツでない、もっとお金のかからないネットゲームなどが
ゴルフのライバルな訳です。
ほどほど練習しても、当たらない、飛ばない、上手くいかない
ゴルフクラブでは、彼らを惹きつけることは出来ません。
その上、多くのゴルファーはショットに、
スイングに、痛みまで感じています。
そして、それが当たり前 だと思っています。

まあ 絶滅危惧のクラブを作っている私からすると
市販のゴルフクラブのヘッド重量では
軽すぎて モーメントが少なく
ボールを飛ばすのには 身体能力は絶対条件です。
その身体能力とは運動性もありますけれど、
痛みに鈍感なことも少なくありません。
ヘッド重量が軽いと、インパクト時に
ヘッドスピードの減速が顕著です。
シャフトの硬さも伴い、その衝撃は体に来ます。

また ここまで軽いヘッドが付いて
ここまで硬いシャフト。。。 特にスイングを覚えるために
練習場で練習する多くはアイアンですから
軽量スチールという まるで言葉だけでは魅力的な
スイング破壊兵器 というか
もう ゴルフ破壊兵器とまで呼べる代物では。。。
打つ度にゴルフの魅力を削いでしまう とも言えます。

鉄の先っちょの付いた棒を振って
ゴムのボールを潰す感覚 というのは
なかなか他のモノでは味わえません。
コースに行かなくても これだけで 結構な快感です。
ゴムのボールがつぶれる音、感触…
それがゴルフを続けさせる一番の魅力なのかも?!
とも思っています。

ところが、 市販の軽いヘッド&硬いシャフトでは
撓らせる為思いっきり体を捻って使っても
ヘッドも軽いので飛ばない上、痛い
そして ボールがつぶれない・・・

練習場で音を聞いている限り
まるで 石のボールを打っているような音しか
聞えて来ません。
非常に不快な音 です。。。

ゴルフクラブで石のボールを打ってみたいと思いますか?
痛そうですよね

実はこれって なんとなく ゴルフから離れさせる要因
なのではないかな って 思うこの頃です。 .