◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

これ参考になります(スロー版)(+ 再生リスト)

2014-02-18 22:53:50 | ゴルフクラブ
これ参考になります(スロー版)(+ 再生リスト)

ゴルフクラブ◆ユーティリティクラブについて

2014-01-28 10:27:09 | ゴルフクラブ

ドライバーも含め、ウッドの場合
重心距離と共に、重心深度 と言うものがあります。
個体差はあるので、一概には言えませんが、
ウッドは 重心距離の数値と重心深度の数値はだいたいイコール、
アイアンは 重心距離の1/10が重心深度です。

この違いは、ある意味意図的なモノで
重心の深さがスピンとは密接な関係ある 
というコトでもあります。
それも誤解しないように説明しておきますと
インパクト時に その重心の位置が何かの作用を生み出すのではなく
重心の位置によって、入射の角度が変わるという
動的なモノなのです。
意図的にスイングで入射を変えたりすることは
決してお勧めしませんが、
同じロフトであれば、緩い入射角度のモノの方が
スピン効果は少なくなります。
もう一つ 重要な事なので、付け加えておきますと
ヘッドのボールへの入射角度とは
肩も含めた腕回りで作り出すものでは無く
その時の体の姿勢で作り出すものです。
ですから、上から入れてくる と言う言葉は
手でクラブ、もしくはヘッドを入れてくる
上から降ろす と言うニュアンスが含まれていますが、
実際にはそうで無く、 左サイドが低い内に
インパクトに入ってくる と言う意味ですので、
くれぐれも間違わないよう お願い致します。

IMG_0039


ユーティリティクラブ(以下 UT)は
アイアンよりも多少、重心深度は深くなっていますが、
易しいと呼ばれるアイアンも年々重心が深くなって
ユーティリティに近づきつつあり
その境目がはっきりしなくなってきているので
キャビティ部分のふたが付いたアイアンと考えるのが正解です。

UTは大別して
ウッドシャフトを採用しているものと
アイアンシャフトを採用しているものがあります。

ふたつの大きな違いはザックリではありますが、
ウッドシャフト採用のモノの方がヘッド重量が軽く、長め
アイアンシャフトを採用している方がヘッド重量が重く、短め
ですので、飛距離重視、完全にフェアウェイウッドの代用として
考えられている場合、ウッドシャフト用の方が良いかと思います。
アイアンシャフトを採用している方は
ヘッド重量、クラブの長さの関係より
バンカーやラフなど、使い勝手が優先になりますから
フェアウェイウッドとアイアンの間の距離を埋める
と言う役割の方が強いかと思います。

ウッドシャフト採用のモノの方がクラブ長が長く
入射が緩くなり、スピンが少なめになる
故に アイアンシャフト採用のモノよりも
飛距離重視 と考えて良いと思います。
ただ その代わり、少なめのスピン
そしてユーティリティの構造的特徴を考えると
安定して同じ距離を打つ というコトはやや苦手なクラブ
になるというコトです。

004

フェアウェイウッドをあまり得意とされていないゴルファーは
正直にはシャフトが硬すぎるから 、もしくは
過去に 硬すぎるシャフトの装着されたFWで
うまく行かなかった記憶があるのだとは思いますが、
ウッドヘッド特有のソールの奥行きが邪魔になっているケースが
少なくないかと思います。
シャフトが硬すぎるから というのも それを誘発する大きな原因
なのですが、ロフトを伏せて、上から打てないゴルファーにとっては
ロフトが寝た時に、ソールの奥行きが地面に干渉しやすい
それにより、ダフリ、ダフリトップが
フェアウェイウッドを避けたくなる理由なのではないかと思います。

もうかなり古い話になってしまいますが、
一時期、FWでロイヤルコレクションと言うメーカーのモノが
人気になりました。
わりに上級者と呼ばれる方に愛用されたメーカーですので
(純正は柔らかいシャフトが入っていますが)
ハードタイプのシャフトでお使いになられる方が
少なくなかったと思います。
あのヘッドの利点は、ロフトを寝かし、
開いて入れて来ても、地面に干渉する「筈」の部分が
えぐられて存在していないので、ダフらずに
ボールまで届く という点にありました。

ユーティリティクラブがロング、ミドルアイアンより
やさしいのは そのアイアンに比べ、重心が深く
重心が低いことに有るのですが、
それ故に、アイアンで言うところの「フライヤー」現象を
意図的に作り出してもいます。
よって、当たる場所 というよりも
入ってくる軌道やヘッド姿勢によって
似たような弾道でも、飛距離が大きく異なってしまう
可能性が低くありませんので、
個人的には シャフトが長くなり、軌道(入射)が
緩くなりすぎる ウッドシャフト採用のモノよりも
アイアンシャフト採用のモノをお薦めします

L型ブリストルパター

2013-12-14 21:14:55 | ゴルフクラブ

 が ありましたので、私(店主)の書きました
返答を記載致します。

限定版記事⇒
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1723288.html
オリジナル版L型ブリストルパター⇒
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1658107.html



御手紙有難うございます


お返事遅くなり、申し訳ありません。



弊社のL型ブリストルパター ですね。


自身で書いてしまいますと、手前味噌のオンパレードに


なってしまいますが。。。



軟鉄で仕上げました こちらのパター


ヘッド重量は 470gあります。


従来のピンタイプの重いモノが330g位


L型などシンプルな構造のものですと 300g程度です。


それを 違和感のない形で 増量するための比重の重い異物などを


一切使わず 仕上げるには 相当な工夫が必要です。






最終的に 軟鉄を使いまして
(実は開発当初は 925銀 スターリングシルバーで
 造る予定だったのですが 予算が合いませんで)


粗い鍛造一回の後、二種類の旋盤(俗にいうNC加工)で


、一体成型 削り出しで造りました。
IMG_0032


この形状、大きさですから 何かモデルになるような


サンプルは一切なく、形の参考として


ジョージローのスポーツマン、ブリストル などを


使いましたが、ほとんど一からデザインをしたのと同じでしょうか。。。






シンプルな形状ですので、一切ごまかしが効かず


大きさを感じさせない と言うコトと共に


テークバックの引きやすい、動かす方向のガイドが


イメージできるようなデザインに仕上げました。






また 従来のパターよりもロフトを多め


バンス角度も強めに設定して、


自然にロフトの立った状態(微妙なハンドファースト?)に


なるようにも仕上げました。






テークバックの取りやすい と言うデザインと


フェース面がストレート というのは かなり難しく


遊びの無い形状の中で、かなり自分の過去の知恵や経験を


盛り込んだと思っています。








L型のパターは右に押し出しやすいイメージ
を醸し出しやすいので
実際はオフセットは無いのですが


重心を高くするという構造を含め、
ネックを違和感のないところまで


長く、太くして グースネックに錯覚する 形状にも


苦労したところです。






100g弱の このパター専用のグラファイトを


お使いになることをお薦め致しますが


このシャフトですと 従来のパターシャフトに比べ


手元を緩めて、逆に先端を締めてありますので


手元の暴れにパターヘッドが反応しにくく


より安定した、落ち着いたストロークが出るかと思います。






よく雑誌等で書いてあります パターストロークで


オーバースピンを生む と言うコトには自分は賛成できません。


本来、きれいなストロークは ボーリングのボールと同じく


打ち始め~転がり始め はある程度スキッドする区間があり、


推進力が薄れてくると、今度は回転で前に進む


と言うコトを実践するためのパターです。


ボールが低速で、等速で、ゆっくり遠くに転がる と言うコトを


実践するためのパターにしてありますので


このパター以外で打つボールとは 明らかに転がり様が異なります。






是非 ご検討ください    野澤




 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10


  ハミングバードスポルテ  046-804-1480

  hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

スイングウエイトの誤解

2013-12-03 10:12:14 | ゴルフクラブ
よく耳にする話なのですが、例えば
ヘッド重量190g グリップ50g
シャフト重量を 90g⇔50g
シャフトを重くすると、スイングバランスが変わる
と言うのがありますが、そんなことはありません。
使う人の感覚は何とも言えませんが、とりあえず
シャフトの重量の変化 だけでは スイングバランスの
変化は生まれないのです。


002

シャフトは個々によって異なりますが
基本的には、この14インチ計の天秤では
シャフトの重量には関係が無く
同じようなバランスが出るように設計されています。
特に、グラファイトシャフトの場合、
どのようなシャフトバランス(シャフト単体の重さ配分)も
可能なので、重量とは関係なく
シャフトによっては、大きくスイングウエイトが
変化してしまうものも有ります。

軽量スチールシャフトがアイアンシャフトの主流に
なるまでは、グラファイトシャフトというと
先端から52~54%位のところにバランスポイントが
ある、いわゆる手元が重めのものが中心でしたが、
軽量スチールシャフトが登場して以来、
グラファイトシャフトもそれに同調し、
先端が重めのバランスのもの 50%前後
に変わってしまいました。

*余談ではありますが、グラファイトの方が飛ぶ
と言われている理由は、シャフトバランスが手元が重く
重いヘッドが装着出来るからであって、
素材そのものの変化は距離に影響がないと言って
間違いないと思います。
シャフトの形状は先端部になるに従って細くなります。
その細くなる部分が一番負荷がかかります。
グラファイトでは、シャフトの無いのバランス調整さえ
すれば、先端を重くしなくとも、補強することが可能ですが、
単一素材、であれば、金属の厚みを厚くするほか
補強の手段がありません。
故に、シャフトバランスは先端が重くなり、
同じスイングウエイトを形成するには、軽いヘッドが
必要になって来ます。
また、捻じれ特性の低い、軽量スチールシャフトには
重心距離の長い、大きなヘッドは合いませんので、
かるい小振りなヘッドが装着されることになります。
その先端に重さが偏るシャフトバランスは
ウッドのシャフトにも広がって来ており
スイングウエイトがヘッドの重量よりも多く出る
というか、長尺化も伴って
ウッドのヘッドの軽量化も進んでいます。

スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)

ボールを打つ場所、ヘッド
打ち手としては、動作中、その場所が
どこにあるのか、どうなっているのか
感じ取ろうとすることが「打撃の本能」でしょうから、
軽いヘッド、そして硬いシャフトは
必要以上にヘッドを動かし、運動エネルギーによって
ヘッド重量を増加させるのだと思います。

正直、長年、色々な方のスイングを見てきましたが
シャフトの硬さとヘッドの重量の兼ね合い で
数値では無く、動的な状態でヘッドが感じ取り難い
クラブを使ってきた方ほど、ヘッドを振る動作が大きく
その度合いは、感覚としてのヘッド重量と
完全に反比例していると言えます
(ヘッドが軽くなる⇔ヘッドを振る)


インサイドから入ってくるのは体の仕事

2013-11-15 17:39:55 | ゴルフクラブ
インサイドから入ってくるのは体の仕事