日本だけでなく、世界的に
プロゴルファーの世界は”元ジュニアゴルファーで溢れています。
ジュニアゴルファーの初ゴルフは
平均9歳、小学校3~4年生前後と言われています。
昔とスポーツ事情が変わってきた。。。と言う部分は
否めませんが、スポーツを通して
仲間との連携や社会、ルールを学ぶ というよりも
成績を重視する傾向が年々高まっている ような気がします。
u=2368701261,1095988984&gp=0
この年齢では体格の男女差は殆どありませんが
平均身長 130センチ 平均体重 30キロ と言ったところ…
インターネットや携帯ゲーム等
他に興味をそそるモノの多い年齢ですから
ゴルフを始めても、続けるとは限りません。
多くの親御さんは自分の切ったクラブを
使わせることになるんでしょうね。
身長の変化の激しい年齢ですから、
その都度、慎重に合わせて「新しいクラブ」を
作るのも大変ですし。。。
お父さんの使わなくなったクラブ。。。
というコトは、その時点で既にお父さんにとっても
キツイ(オーバースペック)な可能性がある訳で
それを 子供の身長に合わせて 斬る のですから
相当、硬く、ヘッドは軽くなるでしょう。
長さとヘッド重量の関係は
半インチ 7~8g、1インチで15g程度です。
45インチのドライバーを 130センチの身長用に
5インチ切ったとしたら
ヘッド重量を 60g減量する のと同じです。
スイングウエイトであれば、切る前 オリジナルの状態で
D-2であったものが、A-2迄軽くなります。
45インチでヘッド重量200g の某ドライバーで
5インチ短くすると 237cpmであったものが
271cpmまで跳ね上がります。
振動数271cpmの A-2のドライバー
ヘッドスピードの低いジュニアゴルファーにとって
ゴルフクラブそのものは軽くはありませんが
ヘッドと言う重量物を感じない
タダの長い棒の扱い方がゴルフスイングになるのでしょうね。
その延長線上に、現在のプロ達が居ると考えて
間違いないかと思います。
ボールをどかすエネルギーのないヘッド
これを使った ほどほど距離を出す・・・
スピードに頼るしかないのでしょう。
先端の重量物と言うヘッドを上手に利用し
シャフトの運動性というのを上手に利用し
道具としてのゴルフクラブの使い方を考える
と言うよりは、如何に自分の運動性を追求するか
というのがゴルフスイングになるのでしょう