一夜限りの長澤まさみ14

長澤まさみはラブホのベッドでスヤスヤと寝ている

俺はそのラブホの浴室にいる

そしてこれから奥さんに電話をする。

どんなシチュエーションなんだ。。

いろんなことが頭を駆け巡る

しかし電話をかけねばなるまい

ラブホの浴室から奥さんに電話をかける

トゥルル、ガチャっ

出るの早えぇー！！

ワンコールで出やがった

俺:もしもし

妻:電話したんだけど寝てた？

、、、ということは家に帰ってきてはいなそうだ、、まずはセーフ。。

俺:あっ、うん　もうベッドでちょっとねちゃってたよ

妻:そうなんだー

俺:それより電話くれたけど何かあったの？

妻:あー、明日夕方くらいに帰るって言ったけど10時くらいには家に着くようにするからね

なにーーー！

10時には家に帰ってくるだと！！

そしたら逆算すると、8時にはホテルを出なければならないじゃないか。。

いや、そう言ってて9時とかに家に着かれたらヤバい

もうほんとにいろんなことが頭の中を駆け巡る

俺:そっかぁー　でも無理しないでゆっくり帰ってきていいんだからね

、、と震え声で伝える

妻:別に無理してないから大丈夫だよ

妻:てか、なんか声響いてない？

なんて鋭いんだ！！

確かに俺はラブホの浴室にいる

電話越しにも声が響いてしまっているのか、、、

俺:そ、、そうかなぁ　気のせいじゃない？

もう早く、早く電話を切りたい。。。