魚鳥木☆

百年後にも多種多様な動植物を伝えたい!!その為にも、生物多様性の保全について勉強していきます

向こう岸

2024-06-19 08:57:59 | Weblog
むこう岸 著者:安田夏菜
を読みました。

自分と環境が違う相手と、どこまで分かり合えるのか。

灰谷健次郎さんの小説で、つらい経験をすることで人に優しくなれる的な既述があり凄く心に刺さった事を思い出しました。

色んな経験をすることで、相手の気持ちがわかる事が多々あります。
今更ながら、自分の無意識な発言が人を傷つけたことに気づくこともあります。
でも、相手の環境が違いすぎると分からないんですよね。。。

みんなの気持ちは理解できなくても、周りの方々に少しでも寄り添えるといいなと。
そんな世の中、社会システムになりますように。



 

〜引用〜
和真は有名進学校で落ちこぼれ、中三で公立中学に転校した。父を亡くした樹希は、母と妹と三人、生活保護を受けて暮らしている。『カフェ・居場所』で顔を合わせながら、お互いの環境を理解できないものとして疎ましく思う二人だったが、「貧しさゆえに機会を奪われる」ことの不条理に、できることを模索していく。立ちはだかる「貧困」に対し、中学生にも、為す術はある。児童文学作家のひこ・田中氏推薦


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