魚鳥木☆

百年後にも多種多様な動植物を伝えたい!!その為にも、生物多様性の保全について勉強していきます

世界自然・野生生物映画祭in東京

2009-10-11 18:04:41 | Weblog
東京の原宿で開催している
世界自然野生生物映像際 in 東京 
2009年10月10日(土)~12日(祝)
に行ってきました。
http://www.naturechannel.jp/JWFF/JWFF2009/inTokyo/JWFF09_Tokyo.html

様々な動物を映像を紹介し、野生動物と人の共存について訴えています。

面白い映像が多く、また1時間弱の映像が多いので、
ちょこっと見に行ってみてください。

私が見たのは
“掟を超えてメスライオンとオリックス”
です

アフリカの自然公園で生息しているメスライオン カムニャック は獲物であるはずのオリックスの赤ちゃんを育てています。
なぜ捕食者が獲物を育てるのでしょうか!?
そのなぞに生物学者が挑むドキュメンタリー映画でした。

今回の舞台となった自然公園では、レンジャーが野生のライオンに名前をつけて
群れの編成や生息状況を把握しています。
また、自然公園内にライオンなどの野生動物を食している先住民の方々が昔ながらの生活をしています。
主人公の生物学者は、この先住民の方々とも交流をして、情報交換をしていました。

メスライオンがオリックスを育てているという情報を得て、
彼女(生物学者)が、調べに行くと、紛れもなくメスライオンがオリックスを
育てていました。
しかし、それは、自然界の掟に反すること。
オリックスの赤ちゃんは、お母さんのお乳で育ちます。
生後、しばらくはお乳しか消化できないので、この赤ちゃんオリックスは、
栄養が選れずやせ細っていました。
また、カムニャック(メスライオン)は、この子が心配で、狩を行うことができず、食ができずやせ細ってしまっています。
この状況を現地の人に彼女が紹介すると、現地の人は、カムニャックのことを
神からの贈り物だと絶賛し、公園の管理人に保護を求めます。
しかし、この赤ちゃんは、別のライオンに食べられてしまいます。
その後も、オリックスの赤ちゃんを育てますが、餓死などで
結局、短期間でお別れになってしまいました。


彼女は、この状況を下記のように説明していました。
ライオンは群れをなす社会性のある動物。
しかし、このメスライオンは、群れから逸れてしまったのか、
それとも他の群れのライオンが死んでしまったのか
何らかの原因で独りで生活していた。
ライオンは最強の捕食者で自然界には敵はいませんが、
家畜を食べるなどの理由で、人間が多くのライオンを殺してしまっています。

彼女は孤独での生活の寂しさからなのか、オリックスの赤ちゃんを育て始めたのではないだろうか。
オリックスの赤ちゃんはオリックスの群れに戻りたがるが、捕食者のライオンがついているため、群れに戻れません。

まるで、人間が孤独を癒すためにペットを飼うのと似ているようです。
社会性のある動物は孤独は、時として本能を変えてしまうほどなんですね
野生動物も人と同じように感情があるってことですよね。
野生生物を身近に感じられました。
今回の映像は遠いアフリカの話でしたが、私たちの身近にも木、魚、鳥、花と多くの自然があります。
大切にしないとですね

人も野生生物も同じ命をもっているんですから、
その生息地を人間の勝手な活動で奪ってしまうのはどうなのでしょうか。

このようなことを深く考えさせられる映像でした。


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コメント (3)
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ひとりひとりができる生物多様性への配慮

2009-10-09 19:11:17 | Weblog
生物多様性は、国際機関、国、地方自治体、企業、市民団体、学校、研究者、博物館、子供からおじいちゃんおばあちゃん、女の人も男の人もその間の人()、みんなに対応が必要です

社会全体の価値感を変えていく必要があります。

でも、それって規模が大きすぎて、考えを巡らすことで終わってしまいます。

じゃぁどうしたら、いいのでしょうか。



小さな一歩を踏み出すしか無いと思います。
みんなが一歩を踏み出せば、社会の大きなうねりになりに違いありません。

具体的には、どんなことができるでしょうか

思い付く物をあげてみます

省エネルギ‐
・電気をこまめに消す
・使わない電化製品をコンセントから切る
・水の無駄使いをしない
 ・風呂水を洗濯などに利用
 ・歯磨き中、シャンプー中などのときは、水をこまめにとめる
・自家用車を使用せず公共交通機関や自転車,徒歩にする
・リサイクルをする
・不要になるものは買わない
・簡易包装にしてもらう
・物を大切に使用する
・ごみの分別を徹底する
・ゴミが出にくい商品を選ぶ
・エコバックを利用する
・まい箸を利用する
・マイボトルを利用する
・再利用可能商品を選択


選択購買
・環境配慮型商品を購入(エコマーク,森林認証制度など)
・省エネルギー商品の購入
・環境配慮型企業商品の購入
・地産地消を心がける
・旬菜旬食(季節の物を食べる)

募金
環境保全団体に寄付をする

自然に親しむ
・山や川、海などでアウトドアーをする
・身近な自然に興味をもつ
・観察会などに参加
・農林漁業体験
・生物多様性保全活動に参加
 ・里山整備
 ・ゴミ拾い
 ・有機農法の手伝い ・勉強会に参加
 ・環境教育
・生物多様性を扱った番組,新聞,本を見る

情報発信
・身近な自然の情報を発信する
 ・身近な自然の話題を回りの人とする
 ・ブログやホームページなどで紹介する
・生物多様性に関する情報を発信する
 ・生物多様性問題を家族や友達と話あう
 ・ブログやホームページに記載する

生物多様性に配慮した政治家に投票する


今日は、これぐらいしか思い付きません

では、また
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企業と生物多様性

2009-10-05 12:35:39 | Weblog
携帯からの更新でも、絵文字も入って、ちゃんとアップされるようで安心しました。

今日は、企業が生物多様性に対して、どのような付き合い方ができるのか考えてみました

まず、全ての企業は直接的または間接的に生物多様性の恩恵を受けている。
その企業活動によって、私達の生活は、より快適により便利になっている。
しかし、その企業活動は、資源やエネルギーを大量に使用し、生物多様性の急速な損失を招いている
効率性を重視して、採算が取れるのであれば大量廃棄も行い、実際に使用する以上の資源・エネルギーを使用している
これらのことから、国際的に企業による生物多様性への負の影響を軽減させることが必要だと認識されている。
では、営利が目的な企業が具体的には、どのように対応できるのだろうか。
大きく分けて3つが考えられる
1,CSR,社会的貢献として、生物多様性に配慮する。つまり、植林活動や清掃活動、里山整備、環境教育など本業以外での活動
2,本業での負荷の軽減。これは業種毎に様々な取り組むが考えられる。廃棄を減らすために再生可能な資材の使用、森林認証制度を受けた木材の使用など持続可能な資源の利用、エネルギーの使用量が押さえられるような輸送方法の導入など。
3,環境配慮型商品の開発やシステムの開発。これは、省エネルギー商品の販売など、環境市場によって企業の利益を得る。

では実際に企業か取り組みを起こすかというと難しいです

どのように企業と話をすれば行動に移してもえるのか。。。

・世間の生物多様性への関心を高めることが、まず重要です。
そうすることで企業イメージのために、このツールを使うでしょう
また生物多様性に負の影響を与えた場合、強いバッシングを受けてしまい企業イメージを著しく落としてしまう。
・企業活動が直接的に生物多様性の恵みを得ている場合は企業そのものの存続にかかわる
具体的な例をあげると
ヨーロッパの飲料水を販売している企業が水の汲み取り地、周辺が農地になったことで、水に農薬が混じるようになり
販売できなくなってしまった。

このような情報を企業が関心をもってもらえるようなコミュニケーション手法で、提供することで
企業の取り組みが進むのではないか。

企業のコミュニケーションツールの勉強も必要ですね(^_^;)

何かよいアイディアがあれば
コメント下さいな。

よろしくです
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最近の動き。。。

2009-10-02 19:55:35 | Weblog
久々の更新です

三日坊主さんなんです

他の方のブログを見たら毎日、更新されてる方や、読みごたえのある文章を書かれているかたが、いっぱいで見習いたいです

でもでも、ゆっくりでも長期休暇を取っても続けていきたいと思っています

今日は初めて携帯からのアップですが絵文字って入るのかなぁ…
分かんないけど使ってます

最近の生物多様性保全への勉強ですが、
なかなか先が見えず、考えさせられてます。
生物多様性の保全を考えたときに頭にちらつく、“利便性”と“経済成長”。
これを優先してしまうと、保全は難しいのですが、現在の社会では、こちらに比重が置かれています。
それは金銭が社会の価値を計る尺になってしまっているから。
しかし、人間の本当の幸せや自然の恵みを数値に表すのは難しく、表すものでは無いと私は考えています。

では、どうしたら生物多様性の保全を推進していけばいいのでしょうか…



って、悩んでます。。。
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