魚鳥木☆

百年後にも多種多様な動植物を伝えたい!!その為にも、生物多様性の保全について勉強していきます

絶望の国の幸福な若者たち

2014-08-10 09:09:18 | Weblog
絶望の国の幸福な若者たち 古市憲寿 を読みました。

論拠をはっきりさせた(出典を明記した)うえでの論述。
社会的地位のある方々の意見もばっさりときってしまうようなはっきりとした物言い。

一番印象的だったのは、「昔はよかった」の瞑想。
犯罪の若年齢化が進んでいると報じられていますが、戦後に比べると格段に減っているようです。

また、いつの時代も、「今のわかものは。。。」との意見はあるようです。

自然保護のセミナー等にいくと、よく聞くのが年配の方の「私たちの子供の頃は自然の中で暮らしていて、自然と自然の大切さを知れた」と。
でも、大規模な自然破壊をして開発をしたのは年配の方々の世代。
自然の大切さを本当に知ってたのか?
と疑問に思ってました。

幼少期に自然に親しむと自然を大切にする、道徳教育の推進で人間性豊かな人格になる。
本当にそうなのか。強く思うようになりました。

小学校の道徳教育を強化するようですが、もっと生きる力をつけるような教育をしてもらいたいものです。
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牛丼愛

2014-08-09 07:06:05 | Weblog
牛丼愛 小野寺史宜 実業之日本社を読みました。

牛丼屋チェーン店で繰り広げられる人間模様。
読みやすい穏やかなタッチで記載されていて、ドキドキハラハラするような出来事も、微笑ましく読めました。
せつない出来事も、前向きにとらえられていて、疲れてる時に読むにはおすすめです。


牛丼屋さんに行って、働いてる方々のあれこれを勝手に妄想したくなっちゃいます。

いろんな生き方があって、いろんな繋がりがあって、だから、人生は、面白いのかな。
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流通大変動

2014-08-08 10:56:39 | Weblog
流通大変動 NHK出版新書 伊藤元重 著 を読みました。

普段何気なく使ってるコンビニやスーパーに陳列されている商品がどのようなルートで陳列されてきたのかなと想像を手出すけしてくれます。

各業界、様々な工夫で時代の激動に対応していることがよくわかります。
時代に遅れをとると、規模に関係なくその企業は立ち行かなくなってしまいます。

UNIQLOのようなSPA(製造小売業)の登場、百貨店の変遷、郊外大型店の進出等、なるほどと思いつつ、成功の影には様々な失敗もあるんだろうと。

今後は、どのような業態が成功を納めていくのでしょうか。
生物多様性に配慮できるような構造になるのか。
どうすれば、そのような構造を構築できるんだろうか。
日本のような成熟した経済では、高いものと安いものが売れてくるそうだ。
高いものの付加価値として、地球に優しい商品。そのためにも、分かりやすい指標、地球に優しいものの定義が必要。


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